やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

技術革新に国などが口出しすべきではないと思うのですが

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Appleがどう考えようともビッグ・テックの一角と見なされているのは事実なので、経営的にも技術的にも反トラスト規制のターゲットになりやすいのは事実ですが。

ただ、今回の事例はあまりにも政治的思惑があからさまではないかと思います。
ただでさえEUは、2035年ハイブリッド車を含むガソリン車販売を禁止するなど、環境問題を盾に特定の海外企業を狙い撃ちする行動に出ていますし、それ自体が本当に環境問題に寄与するのかという疑念はあります。

冒頭の記事でも触れられていますが、このような国レベルの規制に関しては消費者のことも考えた議論は必要だと思います。
今回のAppleの事例にとどまらず、環境問題に関しては政治的な思惑が先行して、実際に利用している消費者の視点が抜けていることが往々にしてあるのが残念です。
単に規制を行って消費者の需要を抑制するのではなく、消費者の需要を考慮した上で環境にやさしい技術革新を後押しする施策こそが必要だと思いますね。