予想に反して、生活関連物資緊急措置法ではなく、国民生活安定緊急措置法に基いた措置を取るようです。
より重い罰則を課すことができることや、実際問題として国民生活に支障が出ていることから、このような判断になったのだと思います。
取引の自由を重視する人たちからは反発もあるとは思いますが、特に医療現場で支障が出ているのは事実なので、時限的な措置としてはやむを得ないと個人的には思います。
また、ようやく中国、韓国からの入国規制も来週から行われるようです。
おそらく、反対に中国や韓国からも同様の措置が取られるとは思いますが、お互いに感染拡大を防ぐという観点では、こちらもやむを得ない措置だと思います。
これらの措置について、「厳しすぎる」あるいは「遅すぎる」とそれぞれの立場から意見なり批判なりはあると思いますが、今回はまずアクションを起こすことが大事だったのだろうと思います。いささか遅いと感じる部分はありましたが。
ただ、今回の新型コロナウイルスに中途半端な対応を続けていても、事態は悪化の一途をたどるだけだと思いますし、期限設定は必要ですが今回ばかりは徹底した対応が必要だと思います。
別に安倍政権や自民党の肩を持つつもりはありませんが、今回の新型コロナウイルスについては、どの政党が政権の座にあっても対応には苦慮しただろうとは思いますね。
我が国において、賛否が分かれる対応を敢えて決断して行うことはなかなか難しいことではありますし。
ともかく今は、今後の成り行きを見守るしかないと思いますね。
