再びサイコロきっぷの旅へ
昨年、サイコロきっぷを利用して舞鶴と倉敷に行ったのですが、今年もサイコロきっぷが発売されるという話で早速申し込んでみると今回は加賀温泉が当たりました。
というわけで、先月の最終土曜日1月28日に早速加賀温泉へ行ってきました。
今回のサイコロきっぷの乗車券。
前回と異なるのは起点が大阪・新大阪から大阪市内になっていたことでした。
わざわざ大阪や新大阪まで別途運賃を払わなくて済んだので助かりました。
で、喜び勇んで大阪から特急サンダーバードに乗車したのですが……
何とか加賀温泉駅に到着
途中、倒竹による停電で手前の丸岡駅で1時間以上カンヅメ状態に。
まあ、何とかお昼過ぎに加賀温泉駅に到着したので良かったのですが、なかなか幸先の良い往路でした。
加賀温泉駅は北陸新幹線延伸間近ということもあり、新駅舎もかなり完成に近づいていましたね。
加賀温泉駅前は思った以上に雪深かったです。
相当な雪が降っていたようで、倒竹が発生するのも致し方ないのかなとは思いました。
車道はさすがに除雪されていましたが、他は雪深く、近くのバス停に行くのも一苦労でした。
当初は加賀温泉駅を挟んで海側と山側の両方に行く予定でしたが、延着したためやむなく山側の山代温泉と山中温泉のみ行くことにしました。
山代温泉へ
まずは路線バスで山代温泉へ向かいました。
到着後すぐに昼食をとった後、まずは山代温泉の古総湯を堪能しました。
古総湯で驚いたのは、入口の扉を開けるとすぐに湯船が広がっていたことですね。
脱衣所は湯船のすぐ横にあるので、服が濡れないように脱衣するのに苦労しました。
温泉は熱い温泉と普通の熱さの温泉と2種類あったので、両方楽しめて良かったです。
また、階段を上がったところに休憩室もあったので、入浴後はしばらくくつろいでいました。
古総湯を堪能した後は、隣接している総湯にも入湯しました。
こちらに休憩室はなく、銭湯のような雰囲気の場所でした。
総湯も古総湯と同様に2種類の熱さの温泉がありましたが露天風呂はありませんでした。
地元の人が多く利用しているようでしたね。
山中温泉へ
続いては再びバスに乗り、さらに山間部にある山中温泉へ向かいました。
こちらの総湯は、バスターミナルから少し歩いたところにありました。
総湯である菊の湯は男湯と女湯に分かれていて、写真のように女湯は山中温泉のコンベンションホールである山中座と並んだところにありました。
山中温泉総湯の男湯に隣接したところに飲用処がありました。
こちらは湯気がものすごかったです。
より山間部にあるせいか、山中温泉はより雪深い印象を受けました。
また、ところどころで趣のある建物も散見されました。
奥座敷の趣のある温泉地でしたね。
帰りの帰阪は綱渡りでした
山代温泉と山中温泉を歴訪した後、加賀温泉駅へ着いた頃には夕暮れ時になっていました。
駅前で夕食にした後、夜に加賀温泉駅を出発する頃にはまた雪が強くなっていました。
北陸の雪の凄さを実感した旅になりました。
ちなみに帰りに乗った特急サンダーバードは雪の付着が酷い状況で、敦賀から徐行運転になった挙句、米原で運転休止になりました。
米原に到着した頃には22時を過ぎており、在来線では京都止まりの電車しかなかったため、やむを得ず米原から新幹線を利用して帰阪の途へ。
新大阪経由でJRおおさか東線を利用して、何とか終電ぎりぎりで東大阪の自宅へ戻ることができました。
結果として、想定外の大雪に一日中振り回された旅行になりました。
まあ、ある程度は覚悟して出かけたので無事に日帰りできただけでも良かったです。
ただ、往路の特急サンダーバードは大雪で湖西線が使えなかったこともあり2時間超の延着、復路の特急サンダーバードも米原で運転休止になったので共に特急料金部分は払い戻しの対象になるようです。
まあ、復路の新幹線代だけで足は出ますが。
まだ払い戻しは受けていませんが、どの程度の払い戻しが受けられるかは興味津々ですね。
色々な意味で珍しい体験のオンパレードだった鉄道の旅でした。