今の時期はX(旧Twitter)においても、太平洋戦争に関するポスト(旧ツイート)がよる見られますが、中でも毎年楽しみにしているのが「芙蓉録」によるポストですね。
太平洋戦争に関する出来事が同日同時刻にポストされていて、リアルタイムで当時の出来事を追体験できるようになっています。
個人的には、さすがに日中は仕事なのでリアルタイムで追えませんが、一連のポストを見て当時の歴史に思いをはせることが多いですね。
1945年8月10日00:03 宮城地下御文庫附属室で、天皇臨席のもと最高戦争指導会議が始まる
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2023年8月9日
出席者
総理大臣:鈴木貫太郎
外務大臣:東郷茂徳
陸軍大臣:阿南惟幾
海軍大臣:米内光政
参謀総長:梅津美治郎
軍令部総長:豊田副武
枢密院議長:平沼騏一郎#芙蓉録
特に8月10日未明の昭和天皇ご臨席の最高戦争指導会議から15日までの流れが、半藤一利氏の「日本のいちばん長い日」を想起させられて、毎年この流れを追っています。
鈴木首相「議をつくすこと、すでに二時間におよびましたが、遺憾ながら三対三のまま、なお議決することができませぬ。しかも事態は一刻の遷延も許さないのであります。御聖断を拝しまして、聖慮をもって本会議の結論といたしたいと存じます」 #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2023年8月9日
1945年8月10日02:00 天皇がポツダム宣言の受諾に関する意見を表明する #芙蓉録
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2023年8月9日
— 芙蓉録 (@Fuyo1945) 2023年8月9日
この昭和天皇と鈴木貫太郎首相とのやりとりが、その後のわが国の歴史を決定づけたと思うととても胸が熱くなります。
このタイミングで終戦へ動くことができなければ、今のわが国はなかったと思います。
原爆投下などを考えれば、もっと早く和平に動くことができればとも思うのですが、早すぎても軍部の戦争継続派の暴発があったでしょうしね。
戦争を終わらせることの大変さがよく分かる話でもあると思います。
少なくともこの数日は、これらのポストを見ながら当時のことに思いをはせたいと個人的には思いますね。