やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

大阪でも普通に水戸納豆を食べていましたが

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今週のお題「納豆」

昔は大阪で納豆と言えば甘納豆で、いわゆる水戸納豆はほとんど大阪では食べないと言われていました。
ですが、私が子供の頃でも水戸納豆はよく食べていましたね。小粒の納豆で辛子やたれをかけたり、生卵を入れたりして食べていました。
ネバネバはしていましたが、別に臭みもありませんでしたし、どうして大阪の人間が水戸納豆を食べないと言われるのかがよく分かりませんでした。
その謎が解けたのは、私が資格取得のために半年ほど東京で暮らしていた時でした。

生活していた寮の食堂で食事をとる時に水戸納豆が出されたのですが、開封してみると慣れないキツい臭いがただよってきてびっくりしたのを今でも覚えています。
何でだろうと思って調べてみると、関西では臭いを抑えたりたれを増量したりした水戸納豆が売られていたことを初めて知りました。
うどんやラーメンなどのだしと同様に、東西で販売する食品の仕様を変えていたわけですね。
その半年以外は生まれてからずっと大阪在住だったので、全く気がつきませんでした。

まあ、そのような経験をしても、今も普通に「関西風」水戸納豆を食べていますが。
この件に関しては、国内での食文化の違いを実感した話でした。
ひょっとしたら、関西の癖のある何かの食品も関東でアレンジされて販売されているのかもしれませんね。