やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

謝罪しない文化とこれからの対応

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一連の中国の反日の動きと中国首脳部の動きを見ている内に、昔、学校の国語の教科書に載っていた文章を思い出しました。
題名は忘れましたが、確か、絶えず外敵からの侵略にさらされている国の人ほど、なかなか自分の過ちを認めたがらず、逆にそう言った侵略の経験が無い国の人ほど、すぐに自分の過ちを認めて謝罪するという感じの文章でした。
今の隣国の動きを見ていると、まさにそんな感じのようにも思えます。

まあ、そうは書いたものの、今回の一連の動きは彼の政府の都合が大きく反映されてる方が事実に近いかなとも思ったり。
もともと、彼の国の一党独裁を支えているのは、担保としての軍事力と情報の統制ですし、統制による民衆の不満は何かをスケープゴートにすれば済むという考えが色濃く表れているようにも思います。まあ、今回はその情報の統制の結果として、様々な流言飛語が飛んで今回のような体たらくになったのだろうというのは想像に難くは無いですが。
ただ、その一党独裁のタガが外れると、待っているのは旧ソヴィエト連邦も真っ青な民族紛争や国家分裂のオンパレードになるのは、これまでの歴史の流れから見てもかなり確実ではあろうかと思います。(火種もごっそりと抱えてますしね)
我が国は別にして、人権にうるさい他の有力な諸外国が中国叩きに慎重になるのは、おそらくはその辺りの事情があるのだろうと思います。世界の四分の一の人々が住まう地域が大混乱に陥るのを歓迎する国々はまずは無いでしょうしね。

なんだか、全然まとまっていない文章と化してますが。
まあ、毅然とした態度を取りつつ、国際社会にその不当な扱いを印象づける事しか、今は取り得る手段は無いのかなとも思います。
そのためには、彼の暴徒たちと同レベルの事をやっても、結局は国益を損ね、彼の国の政府を喜ばせるだけだと思います。
感情的な人々を相手にするからこそ、より冷静な対応が必要になるのは、ちょっと想像力を働かせればすぐにわかるんじゃないかと思います。
そして、それが大人の態度というものでは無いでしょうか?