やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

黙っていれば何とかなるわけではないですね

スポンサーリンク

f:id:yaneshin:20220106090211p:plain

この本人の死亡情報が税務署に行くという話を知らない人は多そうですね。
もっとも、死亡情報に限らず支払調書などで様々な所得の情報が既に税務署に渡っているわけですが。
税金の世界では黙っていれば何とかなるわけではないですし期限もあるので、税額軽減などの恩恵を受けるためにも早めにアクションは起こすべきでしょうね。

以上は税制上の相続の話ですが。
亡くなった人に借金がある場合、その相続人は「自己のために相続の開始があったことを知った時」から3ヶ月以内に相続放棄や限定承認を行わないとその借金を無条件に相続することを認めたことになります。(単純承認)
借金に見合う財産があればチャラに出来るかもしれませんが、たいていは借金の方が多い場合がほとんどなので、予期せぬ借金を背負うことにもなりますし、金融機関やノンバンクなどは見逃してはくれませんしね。
こちらも早いアクションが必要でしょう。

身内の不幸は悲しい話ですが、相続人自身の身を守るためにも、葬儀などが落ち着いたら早めに手続きを進めるべきでしょう。
期限が決まっているものほど早めに対応することはとても重要なことだと思います。