やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

このようなリスクを織り込んだビジネスができているかという話でしょう

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顧客がすべて善人なわけはありませんしね。
結局は、このようなリスクを事業者側が織り込んでビジネスを行っているのかというところに行き着くのだろうと思います。

無人販売で人件費を削減するやり方を否定するつもりはありませんが、店舗で人の目がなければ当然ながら窃盗のリスクは高まりますし、逸失利益も増加するでしょう。
それを防ぐにはセキュリティにコストをかけるしかありませんが、問題はそのコストが無人販売というビジネスを展開する上で許容できる範囲内に収まるのかという点にあると思います。
また、お金を払わずに商品だけを持ち出す輩の割合がより増加すれば、それだけセキュリティにかけなければならないコストもさらに増えるでしょう。

そのような中で、セキュリティに費やすコストが許容範囲を超えれば、当然ながら儲けは出ないでしょう。
儲けが出なければ早期に撤退を検討する必要も出てくるとは思います。
新たな店舗の形態として、昨今、餃子の無人店舗への新規参入が相次いでいます。
ただ、新規参入を行うにしても、「窃盗」のリスクを織り込んだ上でそれに対するコストをあらかじめ計算する必要はあるでしょう。
それができなければ、結局は損失だけを出して撤退に追い込まれるだけだと個人的には思いますね。