やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

道東メインの北海道紀行2022・3日目


花咲線根室半島

根室行き普通列車
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旅の3日目は根室方面へ。
釧路から花咲線根室に向かいました。

花咲線の風景
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花咲線とは滝川から根室までの根室本線の内、釧路から根室までの区間に与えられている愛称です。
路線名は根室駅の南にある花咲蟹で有名な花咲港から採られたそうです。
途中、厚岸湖や別寒辺牛湿原など自然の絶景が随所で見られます。
上の写真は落石駅手前の海岸を撮影。

なぜか、はきや整形のコマーシャルを思い浮かべてしまいました。

根室駅
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2時間半ほどかけて根室に到着。
新千歳空港に降り立って以来ずっと寒かったですが、ここはきわめつけの寒さでした。
長袖の衣類をたくさん用意しておいて正解でした。

納沙布岬に到着

納沙布岬
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根室駅から納沙布岬へは路線バスがありましたが、たまにはドライブもいいなということでレンタカーを使って納沙布岬へ。
車では1時間ほどで納沙布岬に到着しました。

納沙布岬から歯舞諸島方向
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以前から聞いてはいたのですが、納沙布岬から歯舞諸島が良く見えました。
iPhoneでは近くまで撮影できませんでしたが、肉眼でも貝殻島灯台を見ることができました。

納沙布岬から国後島方向
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一方、国後島方向も撮影してみたのですが、残念ながら悪天候で見ることができませんでした。

納沙布岬灯台

少し離れたところに納沙布岬灯台がありました。
明治5年から運用されている歴史ある灯台で、今も現役で運用されているそうです。

北方館
四島のかけ橋

北方領土に近い岬ということで、近くには望郷の岬公園があり、北方館をはじめとする建物や四島のかけ橋などのモニュメントがありました。

再び釧路へ

道沿いの牧場

納沙布岬の観光後は再びレンタカーで根室駅方面へ。
途中で牧場の牛を見かけました。
牧場は鉄道や道路から離れたところにあると思っていたのですが、意外に線路沿いや道路沿いでも多く見かけたので、やはり北海道は牧畜王国だと思いました。

レンタカーを返却後は、再び花咲線で釧路へ。
いよいよ道東の旅を終えて、今度は苫小牧へ向かいます。

1. 根室駅 2. 納沙布岬

1. 納沙布岬 2. 納沙布岬灯台 3. 北方館 4. 望郷の岬公園

道東メインの北海道紀行2022・2日目


いよいよ「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」を活用

「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」のポスター
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旅行2日目からはいよいよHOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パスを利用した旅へ。
利用するのは初日を除いた4日間ですが、それでも十分に元が取れる12,000円という価格だったのでとてもありがたかったです。
心配だったのは、販売枚数限定だったこととJR北海道の駅でしか購入できないきっぷだったので、現地で売り切れと言われることだったのですが無事に購入できたので助かりました。

根室本線・音別周辺
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HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パスは購入の翌日から利用可能だったので、2日目から本格的に長距離の移動で活用しました。
まずは札幌を早朝から出発し、特急あおぞらで4時間ほどかけて釧路へ向かいました。
道中は山あり谷あり草原あり海岸線ありで全然飽きなかったですね。
残念だったのは前日からの悪天候で曇り空が続いたことですが、それも昼に近づくにつれて天気も良くなってきました。

釧路駅にて

くしろ湿原ノロッコ号
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釧路には午前11時前に到着。
ちょうどくしろ湿原ノロッコ号が出発するところだったので撮影してきました。
ノロッコ号にはもともと乗車しようと思っていましたが、釧路駅での乗り換え時間が短すぎたので今回は見送ったんですよね。
そもそもの目的地である塘路行きでもあったので乗ってはみたかったのですが。
今度、釧路から網走へ旅する時に乗ってみたいと思いました。

釧路駅
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ノロッコ号の撮影後は釧路駅近くのホテルに投宿。
次の列車の出発まで時間があったので、昼食がてら釧路駅周辺を散策していました。
駅と繁華街との間が離れていたので、結構歩く羽目になりました。

釧路湿原を見物

網走行き普通列車
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塘路駅
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釧路駅周辺を散策後は網走行きの普通列車に乗って塘路駅へ。
釧路湿原の絶景をずっと眺めていました。
網走行きだったのでそのまま乗って行きたかったのですが、塘路湖でカヌーの予約をしていたので名残惜しいながらも塘路駅で下車しました。

釧路湿原のエゾシカ
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塘路駅からは塘路湖へ向かい、カヌーに乗って塘路湖から釧路川への川下りを楽しみました。
何と言っても釧路湿原を間近で鑑賞できたのが良かったです。
午後から好天になったことや周囲でカヌーが私たちの乗ったものだけだったおかげか、エゾシカをたくさん見かけることができたので良かったです。
他にもタンチョウヅルの鳴き声やキツツキのドラミングなども聞くことができました。

細岡展望台
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川下りの後は釧路湿原駅近くの細岡展望台へ向かい、釧路湿原の全景を堪能しました。
NHKブラタモリでも放送された場所ですね。
残念ながら曇天で見通しは良くなかったのですが、それでも走り回るエゾシカを双眼鏡を使って見ることはできました。

展望台で釧路湿原を堪能した後は釧路湿原駅に向かい再び釧路駅へ。
旅の目的の一つだった釧路湿原を十二分に堪能できたので満足でした。
3日目は根室方面に向かいます。

1. 釧路駅 2. 塘路駅 3. 塘路湖 4. 釧路湿原国立公園 5. 細岡展望台

道東メインの北海道紀行2022・1日目


そうだ 北海道、行こう。

そろそろ毎年恒例の鉄道を利用した長旅の季節がやってきました。
当初は九州方面への旅行を計画していましたが、休暇を取れたのが6月中旬ということで梅雨真っただ中の旅行になるということで、夫婦でどうしようかと迷っていました。

そんな中で見つけたのが、このひささんの「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」の記事
12,000円でJR北海道内の在来線特急・普通列車の普通車自由席と一部路線を除いたJR北海道バスが6日間乗り降り自由なきっぷということで、これを使わない手はないということで、急きょ旅行先を北海道へ変更。
今回はこれまで行ったことがない釧路など道東をメインに旅してみることにしました。

伊丹空港から新千歳空港

大阪上本町のバス乗り場
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まずは大阪上本町駅からエアポートリムジンで伊丹空港へ。
大阪モノレール東大阪まで延伸されれば、伊丹空港へは簡単に行けますが、今のところエアポートリムジンが一番使い勝手は良いですね。

伊丹空港の展望デッキ
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伊丹空港へは実に8年ぶりに行きましたが、大きく様変わりしていてびっくりしました。
伊丹空港は2016年に関西エアポート株式会社によって関西空港との一体運用を開始しているので、その効果が現れたというところでしょうね。

JAL2005便

普段国内線はANAを利用することが多いのですが、今回は珍しくJALを利用しました。
新千歳空港まで好天が続いたので眼下の眺めがとても良かったです。

札幌市街を散策

快速エアポート

札幌駅
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新千歳空港からはJR千歳線で札幌へ。
関西空港と同様に空港内で駅が直結しているのは便利ですね。
快速エアポートに乗ると1時間程度で札幌に到着しました。
函館への旅行以来のJR北海道ですが、やはり鉄道の旅は気楽で良いです。

北海道庁旧本庁舎
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ホテルに投宿後は、妻を連れての札幌市街散策へ。
もっとも、私は以前札幌を旅したことがあったので、もっぱら妻のガイドをやっていただけですけどね。
15年前にも訪れた北海道庁旧本庁舎はちょうど工事中でした。

北海道大学

北海道大学も札幌駅近くにあったので訪ねてみました。
キャンパス内は広く、中には小川も流れていてさすがは北海道の大学だと思いました。

大通公園のテレビ塔
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夜は食事を取りにすすきのへ。
ジンギスカンをいただきましたが、その感想は後日に。
すすきのからホテルまでは徒歩で散策。
途中、大通公園でライトアップされたテレビ塔を見物しました。

北海道テレビのonちゃん
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さらに歩いて今度は北海道テレビ前へ。
建物の上部では、北海道テレビのキャラクターのonちゃんがビルにはさまれていました。
番組だけではなく、本社ビルでもいじられキャラなんですね。

旅行2日目からは道東へ。
いよいよ6日間周遊パスの本領発揮です。

1. 札幌駅 2. 北海道庁旧本庁舎 3. 北海道大学 4. テレビ塔 5. 北海道テレビ

上本町へ出かけたりラーメンをまた食べたり

今日は午後から雨が降るということで、お昼過ぎまで買い出しに出かけるだけにとどめました。

観光特急つどい
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上本町で買い出しをした後、地上の改札から大阪線ホームに入ると南端のホームに観光特急つどいが留置されていました。
三重県をテーマにした駅ナカマルシェが大阪上本町駅で開催されていたためにやって来たようです。
コロナ禍でここ数年は伊勢志摩から足が遠のいていましたが、また旅行に行って海の幸を堪能したいなと思いました。

醤の熟成中華そば
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上本町からの帰りはちょうどお昼だったので、途中下車でまたまたラーメンをいただくことに。
はじめは新規開拓をしに河内花園駅で下車したのですが、まさかの臨時休業だったので、隣の東花園駅の近隣にある「河内の中華そば醤」さんで熟成中華そばをいただきました。
チャーシューは肩ロースを選択。鶏ガラベースの濃厚な醤油味がとても美味しかったです。

この土日はラーメン三昧でした。
夫婦でラーメンを食べに行くことが少ないので、単独行動の時にどうしてもラーメンを食べる機会が集中しがちですね。
ただ、次の旅行の時には夫婦でラーメンを食べることができそうなので今から楽しみにしたいと思います。

r.gnavi.co.jp

六甲山牧場へ癒されに行ってきました2022・春

昨日も天候が良かったので、長い間ご無沙汰していた六甲山牧場へ行ってきました。
朝早くから出かけたのですが、ゴールデンウィーク真っただ中なので阪神御影駅からバスで六甲ケーブル下駅前に着いた頃には非常に混雑していました。

六甲山牧場入口
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六甲ケーブル山上駅からは六甲摩耶スカイシャトルバスで六甲山牧場へ。
途中、渋滞に巻き込まれたりしましたが、それでも昼前には六甲山牧場に到着しました。

六甲山牧場の「ランボルギーニ」
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入場してすぐ、立派な体格のホルスタイン種の牛を見かけました。
背に乗ることができる珍しい牛だそうで、その名もランボルギーニと言うそうです。
何か暴れ牛な感じのネーミングですね。

六甲山牧場の骨付きソーセージ
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牧場内はところどころで焼きたてのソーセージなどが販売されていました。
今回は骨付きソーセージをいただきました。
熱々でとても美味しかったです。

ひつじのほいくえん
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南エリアへ行くと羊さんがたくさんいました。
一角では子羊たちが集められていました。
迷える子羊にならないようにしているのでしょうか。

シープドッグショー
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ちょうどシープドッグショーが開催されていたため見物しました。
羊たちは終始牧羊犬に追いかけ回されていましたが、たまには気の強い羊が反撃もしていました。
日々追いかけ回されて、よほど腹に据えかねていたんでしょうかね。


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東エリアではたくさんの羊が草を食んでいたので、芝生にシートを敷いて羊たちを眺めていました。
一心不乱に草を食む姿に癒されました。
この姿を見るだけでも六甲山牧場へ来た甲斐がありました。

摩耶展望デッキからの眺め
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牧場を出た後は再び六甲摩耶スカイシャトルバスに乗り、今度は摩耶ビューラインの星の駅へ。
展望デッキから大阪湾を眺めた後下山しました。

今回は阪神版の六甲・まやレジャーきっぷを購入して行ってきました。
料金は大人一人1,950円ですが、ケーブルカーやロープウェーの往復利用だけでも1,000円以上はするので、大阪方面から御影や神戸三宮までの電車代や山上のバス代などを考えると非常にお得なきっぷだと思います。
近鉄沿線民としては大阪難波駅で購入できないのが難点なのですが、六甲山を散策するには欠かせないきっぷなので是非お勧めしたいですね。

本気で存続させたいのであれば上下分離方式による負担も検討すべきでしょう

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既に多くのメディアで報道されていますが、先日、JR西日本が線区ごとの営業係数を公表しました。
ただ、上記の記事中でも指摘されていますが、今回公表された営業係数は「コロナ禍前」のものであるということに注意する必要があります。
すなわち、コロナ禍の現在においては既にのっぴきならない状況になっている可能性が高いということです。

今回の公表に対しては、早速、赤字路線の沿線自治体から憤りの声が上がっているようです。
ですが、まずはJR西日本がなぜ公表に踏み切らざるを得なかったかということを考えるべきだと思います。
コロナ禍でドル箱路線からの補てんが見込めない以上、赤字ローカル線の維持が民間企業としても困難になっていることは理解すべきでしょう。
沿線自治体ができることは、路線の乗客をいかに増やすかの具体策を立てることだと思いますね。
または、上下分離方式によって鉄道というインフラの維持を自治体自身で検討することでしょう。
インフラとしての道路は維持できても、鉄道は維持できないというわけでもないでしょうしね。

今回のJR西日本による営業係数の公表は、インフラとしての鉄道を沿線自治体がどう考えているかという問いを投げかけているものだと個人的には思います。
沿線自治体は必要であれば維持するための努力が必要ですし、できなければ鉄道以外での交通インフラの構築を考える必要があるだけだと思いますね。

そもそも赤字ローカル線の存続は国鉄以来の懸案事項だったわけで。
その懸案事項に正面から向き合ってこなかったツケが今になって顕在化しているだけでしょう。
コロナ禍はそのきっかけでしかありません。
失いたくなければ、残すための努力を今からでもすべきですね。

桜目当てに石切駅周辺を散策してみました2022

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日曜日は近鉄石切駅周辺の桜を目当てに散策してきました。

石切駅東側の桜並木
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まずは石切駅北口から出て駅東側の桜並木を見物。
この桜並木には八重桜も植えられているので、満開の桜を二度楽しむことができます。

石切駅西側の「桜坂」
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次に石切駅西側にある「桜坂」へ。
桜並木と大阪平野をセットにして楽しめるスポットで、雨模様ながらこの風景を撮影する人たちを結構見かけました。

石切山手幼稚園の桜
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石切駅西側の道を歩いていると眼下に石切山手幼稚園の桜を見かけました。
こちらも大阪平野とセットで眺めを楽しめます。

日下新池の桜
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石切駅周辺から日下新池へ。
池沿いの桜も満開でした。
コロナ禍でなければシートを敷いてのお花見も楽しめたんですけどね。

孔舎衛坂駅跡の一本桜
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旧生駒トンネル入口へ。
孔舎衛坂駅跡の一本桜は今年も咲いていました。
このような一本桜も風情があって良いです。

桜と近鉄電車
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最後は額田駅方面へ歩いて桜と近鉄電車を撮影できるスポットへ。
iPhoneではなかなかタイミングが難しかったですが、まあまあな写真は撮れたかなと。

とりあえずは今年もたくさんの桜を堪能できたので良かったです。

滋賀のローカル線めぐりをしてきました

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三連休の中日に思い立って滋賀のローカル線めぐりをしてきました。
今回乗車したのは信楽高原鉄道近江鉄道
どちらも田園地帯をのどかに走る良い路線でした。

草津線
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信楽高原鉄道
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まずは大阪から新快速で草津へ向かい、草津線に乗り換えて貴生川へ。
貴生川から信楽高原鉄道に乗車しました。

信楽駅
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信楽へは30分弱で到着。
駅ではタヌキさんが出迎えてくれました。

信楽のタヌキ
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信楽駅から国道307号線方面に歩くとたくさんの信楽焼の店がありました。
もちろん主役はタヌキさん。
店の内外に所狭しとタヌキさんが置かれていました。

近江鉄道
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信楽で陶器見物をした後、再び信楽高原鉄道で貴生川へ。
次は近江鉄道本線へ乗り換えました。

近江鉄道の鉄道むすめ
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近江鉄道の車両にはでかでかと鉄道むすめのイラストが。
名前は途中の豊郷駅から取られたようです。
近江鉄道本線はひたすら田園地帯を走っていて、並走するJR琵琶湖線とはまた違った趣がありました。
沿線には東海道中山道の宿場町や水口城跡、けいおん!の「聖地」の豊郷などたくさんの見所があったのですが、時間の都合上、今回はそのまま彦根へ向かいました。

ひこにゃん
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彦根駅を下車した後はそのまま彦根城へ。
以前に「登城」をした時に行きそびれた彦根城博物館を見物してきました。
博物館前ではちょうどひこにゃんの撮影会が行われていました。

復元された彦根城表御殿
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彦根城博物館は意外にも展示物が多くてとても楽しめました。
さすがは譜代大名筆頭の井伊氏だけあって様々に貴重なものが展示されていました。
また、隣接して復元されていた表御殿も良かったです。
表御殿から見える庭ではちょうど梅の花が咲いていて見ごたえがありました。

今回は「びわこ京阪奈線フリーキップ」を利用しました。
大人は1,050円で近江鉄道全線と信楽高原鉄道全線が一日乗り放題となるとてもお得なきっぷです。
信楽高原鉄道だけでも往復940円が必要なので、近江鉄道沿線の観光も楽しみたい人には必須のきっぷだと思います。

今回は駆け足でしたが、次はじっくりと近江鉄道沿線を旅してみたいですね。

なかなか斬新なデザインだと思いました

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大阪メトロ中央線(以下、中央線)に導入される新型車両400系のデザインが発表されましたが、斬新過ぎて目が点になりました。
一瞬、松本零士先生にデザインを依頼したのかなどと考えてしまいました。

………下手な冗談はさておき。
中央線は、2025年に開催される大阪・関西万博のために夢洲までの延長が決定しているので、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を意識したものにしたのだろうとは思いました。
クロスシートやUSBカウンターの設置は観光客向けかなとは思いました。中央線は相互乗り入れを行っている近鉄けいはんな線生駒駅と接続していますので、京都や奈良からの観光客を誘導することは可能ですしね。料金がネックですが。
ただ、京阪のプレミアムカーJR西日本の新快速Aシートのように通勤時の優良着席サービスを想定しているのかもしれないとは思いました。大阪メトロの混雑度を考えれば需要はあるかもしれませんしね。

いずれにせよ、再来年の春にはもうデビューということで。
普段から天保山や南港に出かける時に中央線を利用することが多いので、もちろん乗ってみたいと思います。

段取りなどを考えると気が遠くなりそうです

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渋谷駅のホーム拡幅工事が話題になっていましたが。
これだけの作業員を動員して人海戦術で工事を行う上に、日中の運行を停止するとは言え、限られた時間で工事を完成させなければならないわけで。
段取りなどを考えると気が遠くなりそうです。

作業員が動く、特に大量の作業員が動くとなれば、様々な想定外の事態の発生が予見されるでしょうし、必要な技量を持った作業員の確保は必須なはずです。
おそらくは相当数のシミュレーションを重ねているでしょうし、かなり前から必要な作業員の確保にも動いていたと思います。
様々な精緻な計画を立てる必要があることを考えれば、他人事ながら胃が痛くなる人が続出するだろうと気の毒に思いました。

とにかく計画通りに工事が完了することを祈るだけですね。
25日から通常通りになればと思います。

観光特急として果たして三匹目のドジョウとなるかどうかが見物ですね

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近鉄の観光特急は現在、伊勢志摩方面の「しまかぜ」と吉野方面の「青の交響曲(シンフォニー)」とがありますが、そこに大阪難波から奈良と京都を巡る新たな観光特急が登場するようです。
青の交響曲(シンフォニー)」に続いて、既存の車両を改造することというやり方は近鉄らしいと思いました。

もともとはインバウンド需要の高まりで以前から構想はあったのでしょうが、「アーバンライナー」の後継車両である「ひのとり」へのバージョンアップを優先したことと、コロナ禍でインバウンド需要がほぼ雲散霧消状態になっていることで、今まで実現が遅れたのかなと思っています。
まあ、現実問題として、コロナ禍の収束後には国内旅行の反動増は間違いなく見られるでしょうから、近鉄としても沿線の奈良や京都への誘導を企図したのだろうとは思います。収束度合いによっては海外のインバウンド需要が回復する可能性もあるかもしれませんしね。

個人的には観光特急の増加で、鉄道の旅が見直されることに期待したいです。
ただ一方で、近鉄にとっての新たな観光特急が果たして三匹目のドジョウになるかについても気になっています。
おそらく、新たな観光特急を利用した旅行プランを積極的に提示する必要はあると思いますが。
近鉄の企画力が見物ですね。

また鞍馬寺や貴船神社を散策したいです

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昨年の豪雨で不通になっていた叡山電鉄の市原から鞍馬までがようやく全線復旧しました。
今年の夏は鉄路で鞍馬に行けなかったので大原の方へ行ってきましたが、これで次回京都を散策する時には鞍馬へも足を伸ばせるかなと思っています。

残念ながら緊急事態宣言が発出されているので、今、京都へ出かけるのは憚られますが、秋の紅葉の頃には収束しているだろうと期待していますので、是非、観光列車「ひえい」にでも乗って沿線の紅葉を久々に楽しみたいなと思っています。

北陸乗り放題きっぷの旅2021・3日目(最終日)

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ホテルフジタ福井のステーキ丼

ホテルフジタ福井のステーキ丼
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この3日間、宿泊はホテルフジタ福井でお世話になりました。
朝食は他のホテルと同様にバイキングでしたが、1日1食限定ながらステーキ丼が提供されていました。
熱々のご飯に焼きたてのステーキが乗ったもので、とても美味しかったです。
朝食は2度頂きましたが、2回ともステーキ丼を頂きました。(笑)

福井駅から東へ

旅行最終日の3日目は福井市の東側の山間部、一乗谷朝倉氏遺跡と曹洞宗大本山永平寺へ行くことに。
当初はJR九頭竜線越美北線)とえちぜん鉄道勝山永平寺線の利用を考えていたのですが、運転本数が少なくスケジュールを組むのが難しかった上に、当日(7月6日)は大雨で九頭竜線が運転取り止めとなったため、バスを利用することにしました。

今回は京福バスの朝倉・永平寺1日フリーきっぷを購入。
1,500円で一乗谷朝倉氏遺跡と永平寺に行くことが出来るフリー乗車券です。
福井駅にある京福バスのバスチケットセンターできっぷを購入し、早速駅東口にあるバス乗り場に向かいました。

福井駅東口
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福井駅東口は北陸新幹線の工事中で、一面足場が組まれていました。
次に福井を訪れる頃には風景も一変しているかもしれないですね。
隣接する京福バスの乗り場から、一路一乗谷朝倉氏遺跡へ向かいました。

曹洞宗大本山「吉祥山永平寺

一乗谷朝倉氏遺跡がある一乗谷城は100名城の一つなので、後日、100名城の旅で紹介したいと思います。
2時間ほど遺跡周辺を散策した後、再びバスに乗り、一乗谷の北にある永平寺へ。
あの曹洞宗の開祖道元禅師が800年近く前に開創した寺院だけあって、本当に山深いところにありました。

正門

永平寺正門
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国道364号線から参道を上がったところに永平寺の正門がありました。
このまま真っ直ぐ進んだ左手に通用門があり、参拝者はそこから入ります。

山門

永平寺山門の扁額
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吉祥閣、傘松閣を抜けると山門があり、頭上には大きな扁額が掲げられていました。
永平寺山号は吉祥山ですが、この扁額には吉祥山と号した由来が書かれていました。

仏殿

永平寺仏殿
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山門から階段を上って行くと大きな仏殿がありました。
仏殿の更に上に法堂があり、多くの雲水(禅宗の修行僧)たちが修行を行っていました。

永平寺仏殿の内部
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立入禁止の場所に入らないこと、フラッシュを焚かないこと、そして、雲水にカメラを向けないことなどを守れば、伽藍の内外の撮影は自由でした。
仏殿の内部は大伽藍特有の華美な装飾は少なく、質素な雰囲気を感じさせられました。

承陽殿

永平寺承陽殿
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法堂の西側に開祖道元禅師から五代までの像が安置されている承陽殿がありました。
奥の「承陽」の扁額は明治天皇の揮毫によるものだそうです。
手前の「承陽殿」の扁額は「従一位勲一等侯爵源通久書」と書かれていることから、時の久我家当主久我通久侯爵による揮毫だと思われます。(久我家の本姓は村上源氏
開祖道元禅師は久我家の出身と言い伝えられていることから、その縁で揮毫が行われたのかもしれません。

山門の四天王像

永平寺山門の四天王像
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出口に向かう途中で再び山門へ。
両脇を固める四天王像をじっくりと見てきました。
写真の二像は増長天広目天
増長天は南方を司るので赤い顔、広目天は西方を司るので白い顔となっています。
この方角と色の対応は中国の四神(南の朱雀と西の白虎)の影響があったのかもしれないですね。

帰阪の途に

夕方近くまで永平寺を見物した後、バスで再び福井駅に戻り、特急サンダーバードで帰阪の途に。

番匠のかにめし
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福井駅を出発するのが少し早かった上に大阪に着く頃には飲食店が閉まっていると言うことで、福井駅で駅弁を購入してサンダーバードの車内で夕食にしました。
今回購入したのは福井名物番匠のかにめし
思ったよりもかにの身が多く、とても食べ応えがありました。

終わりに

以上で今回の旅を終えました。
例年に比べると短い日数の旅でしたが、今まで通過するだけで行くことが少なかった福井県嶺北地方を重点的に旅することが出来たのでとても良かったです。

1日目の記事でも書きましたが、この北陸乗り放題きっぷは本当に使い勝手が良いです。
JR線だけでなく、途中のIRいしかわ鉄道線やあいの風とやま鉄道線にも乗れますし、富山県までの北陸新幹線にも乗車出来るのが非常にポイントが高いです。
関西方面から北陸三県へ旅をするにはとてもお得なトクトクきっぷだと思います。
今後、北陸新幹線敦賀への延伸はありますが、出来ればこのきっぷはこれからも残して欲しいと思いますね。

1. ホテルフジタ福井 2. 福井駅 3. 一乗谷朝倉氏遺跡 4. 永平寺

北陸乗り放題きっぷの旅2021・2日目

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今回の宿泊地「ホテルフジタ福井」

ホテルフジタ福井
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例年は一泊ずつ宿泊地を移動していましたが、今回は目的地の範囲が限定的だったので同じ宿泊地で二泊することにしました。
今回宿泊地に選んだのはホテルフジタ福井
Wi-Fi環境は問題無かったですし、宿泊するのに不足している部分も無かったので、三日間快適に過ごせました。

大手町カフェ
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中でもお勧めの一つなのが、1階にある大手町カフェのフリードリンクですね。
200円の追加料金を支払うことで、2日間ソフトドリンクが飲み放題になります。店内も快適ですしね。
他にモーニングも良かったのですが、それは明日の記事にでも書きたいと思います。

福井駅から一路和倉温泉駅

JR福井駅
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旅の2日目は和倉温泉方面へ。
まずは荷物を身軽にしてからJR福井駅へ。
駅舎は独特なダイナソーな外観になっています。
現在北陸新幹線のホームを建設中ですが、そちらの外観がどのようになるか興味がありますね。

特急ダイナスター
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特急能登かがり火
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福井駅から金沢駅までは特急ダイナスター金沢駅から和倉温泉駅までは特急能登かがり火に乗車しました。
………ほとんど見分けがつかないですね。
せめてLEDなヘッドマークでも付けてくれたら風情があって良いのではないかと思ったのですが。

和倉温泉で湯治

和倉温泉駅
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2時間ほどかけてようやく和倉温泉駅に到着。
七尾線と言えば観光列車「花嫁のれん」ですが、時間の都合で残念ながら列車の現物を見ることは出来ませんでした。

駅から和倉温泉街へは、このななおわく楽フリーきっぷを利用しました。
500円で和倉温泉街だけでなく七尾駅周辺までも行けるので、なかなかお得です。

和倉温泉総湯
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和倉温泉でも外湯に入湯しました。
今回は和倉温泉総湯へ。
露天風呂あり休憩室ありで、ゆったりと湯治を楽しめました。
最近悩みの種であった五十肩も少しは楽になりました。

バスで七尾市街へ

能登食祭市場
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湯治を楽しんだ後は、和倉温泉からななおわく楽フリーきっぷを利用して七尾駅周辺へ移動。
ちょうどお昼だったので、道の駅「能登食祭市場」でお昼にしました。

浜焼き
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お昼は海鮮の浜焼きにしました。
写真ではホタテやサザエなどしか撮影していませんが、他にもカニやエビなども焼くことが出来て、熱々の海の幸を堪能出来ました。

小丸山城跡
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お昼から当初は七尾城跡に行こうと考えていましたが、七尾駅からも遠方で時間が取れなかったのでまたの機会に。
代わりに七尾駅近くの小丸山城跡へ行ってきました。
小丸山城は元々前田利家能登支配の拠点でしたが、後に金沢へ本拠地が移され、また関ヶ原の合戦前に七尾を支配していた利家の次男利政が西軍に味方したために改易となり能登一国が前田本家の所領となったことから、最終的には一国一城令で廃城になりました。
今では公園になっています。

七尾駅にて

のと鉄道
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帰りは七尾駅から特急に乗ることに。
七尾駅能登半島の穴水までを結ぶのと鉄道の起点ですが、ちょうどのと鉄道の車輌が止まっていました。

とうはくん
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また七尾はあの安土桃山時代から江戸時代初期に活躍した絵師、長谷川等伯の出身地でもあったため、各地に長谷川等伯ゆかりの石碑やオブジェなどがありました。
これは長谷川等伯にちなんだゆるキャラで「とうはくん」と言うそうです。

以上で和倉温泉への湯治の旅は終了。
三日目は福井県東側への旅です。

1. ホテルフジタ福井 2. JR福井駅

1. 和倉温泉駅 2. 和倉温泉総湯 3. 能登食祭市場 4. 小丸山城跡 5. 七尾駅

北陸乗り放題きっぷの旅2021・1日目

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北陸乗り放題きっぷの旅

年に一度の長期休暇と言うことで、今年も鉄道を使った旅へ。
当初は三泊かけて九州の温泉めぐりをしようと計画していたのですが、コロナ禍が長引いてまだまだ遠方の旅がし辛い雰囲気だったので、今回は大阪から比較的に近い北陸への旅に予定を変更しました。

今回利用したのは北陸乗り放題きっぷ
福井・石川・富山のJR各線などが3日間乗り放題のきっぷでエリア内は自由席ながら特急の利用が可、行き帰りはサンダーバードを座席指定で使える、なかなかお得なきっぷです。

特急サンダーバード
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今回は若干高めのグリーン車用のプランにしました。
おかげで、行き帰りはiPhoneを充電出来た上に、ゆったりとした席で道中の琵琶湖などの景色も眺めることが出来ました。

東尋坊

JR芦原温泉駅
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まずはJR北陸本線芦原温泉駅を経由して東尋坊へ。
芦原温泉駅の東側は、北陸新幹線の延伸工事が着々と進められていました。
東尋坊に向かうにはいくつかのルートがあるのですが、今回は京福バスの休日フリーきっぷを利用して、東尋坊芦原温泉をまとめて訪ねることにしました。
この京福バスの休日フリーきっぷは1,000円の一日券で、京福バスの普通路線が乗り放題のとてもお得なきっぷです。

芦原温泉駅前からバスに乗り、芦原温泉の温泉街を抜けて一路東尋坊方面へ。
いきなり東尋坊を見物しても良かったのですが、海岸べりを散策もしたかったので、東尋坊の先にある荒磯遊歩道入口から海岸線に沿って東尋坊へ向かって歩いてみました。
若干風が強かったものの、ちょうど雨が止んだところだったので絶景を堪能することが出来ました。

東尋坊
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東尋坊に到着。
まさに絶景でした。
朝から雨だったのですが、昼には曇天ながらも雨が止んだので波に打たれる景観を十二分に堪能出来ました。

芦原温泉で湯治

セントピアあわら
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次に東尋坊から再び芦原温泉へ。
せっかくなので温泉につかることに。
外湯のセントピアあわらにお邪魔しました。
今回の男湯は「地の湯」で露天風呂が無かったので、屋内の温泉でゆっくりと湯船につかっていました。

その後、再びJR北陸本線で福井に向かい、今回の宿泊地のホテルフジタ福井へ。
二日目は和倉温泉への旅です。

1. 芦原温泉駅 2. 東尋坊 3. セントピアあわら 4. ホテルフジタ福井

≪2021-07-08 追記≫
タイトルの一部を変更しました。
それに伴い、アイキャッチも変更しました。