やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

現実に即した法体系の整備が常に必要なのですが

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現行法では、輸入物のiPadの我が国での利用が、法的な処罰の対象になるという話は初耳でした。
技術基準適合証明自体は、昔にアマチュア無線を運用していた時に散々聞いた言葉なので、結構懐しい響きがあったのですが、違反した場合の「一年以下の懲役又は百万円以下の罰金」という話は、その懐かしさも吹き飛んでしまいますね。

もともと、この技術基準適合証明は、公共財である電波にデタラメな技術で作られた無線機によって混信などの被害を与えないようにするというのがおおよその趣旨だったと思うのですが、逆に今ではスピードが要求されている現代では足かせになっているようです。
著作権法に対するベルヌ条約のように、内国民待遇を与えるというわけにはいかなかったのでしょうか?
まあ、言ってる間に、我が国でもiPadが発売されますので、このような異常事態が解消されるのは時間の問題だとは思いますが、今後のことを考えれば、是非とも是正が必要となる事項ではあるのではないかと思うんですけどね。