安全に慣れたわが国の人々からは「当たり前だ」という言葉が出るかもしれませんが、開業から30年にわたってロストバゲージがないというのは本当に凄いことだと思いますね。
昔に放送されたテレビ番組で見かけたことがあったのですが、アメリカでは空港職員だけでなくTSA*1検査官の中にも手荷物の窃盗に手を染める人物がいるという話を見たことがありました。
それ以来海外旅行に行く時はスーツケースには盗まれても何とかなるものを入れるようにはしていましたが、少なくとも関西国際空港ではそのような心配も少なくて済むので、少しは気が楽になりますね。
ただ、前述の通り、わが国の人々は「安全は空気」のように感じている面があると思います。
これはわが国の社会的な要因もあるでしょうが、やはり不正撲滅のために不断の努力を続けてきたことも大きいと思います。
当たり前のように思ってはならないでしょう。
少し気を緩めれば、たちまち海外と同じ状況になるでしょうし。
気を緩めてはいけないと思いますね。
