先週放送された、銀河英雄伝説 Die Neue These 第26話「双璧」のネタバレ有りの感想です。
「双壁」ではなく「双璧」ですね
タイトルの「双璧」は間違えられやすいのですが「双壁」ではないんですよね。
壁ではなく璧。
古代中国の玉器と呼ばれる工芸品や装身具の名称で、司馬遷の史記を読んだことがあれば、項羽本記の「鴻門の会」で登場しているのを覚えている人もいるかもしれません。
キルヒアイス亡き後、ラインハルトを支える名将であるミッターマイヤーとロイエンタールにふさわしい呼び名だと思います。
エヴァンゼリンの登場
ようやくミッターマイヤー夫人のエヴァンゼリンが登場。
声の担当は潘めぐみさん。エヴァンゼリンの愛らしさが上手く表現されていると思いました。
愛らしさもありましたが、ロイエンタールにずけずけと言う場面もあり、これまでにない新鮮な描写もありました。
後はロイエンタールとエヴァンゼリンが、散々ミッターマイヤーをいじり倒している描写も楽しかったですね。
刎頸の交わりという表現がぴったりだと思いました
お互いに胸襟を開いて話す姿もそうでしたが、一方で少しの会話だけでもお互いに理解する間柄でもあり、まさに親友とはこういうものなのだろうと感じました。
まあ、親友というよりは刎頸の交わりという表現がぴったりですね。
銀河英雄伝説は未来の宇宙を舞台にした物語ですが、古代中国のエピソードを参考にしたと思われる部分もあるので、割に古代中国の表現が似合ったりすることも多いですね。
残念ながら、ラインハルトたちとの出会いの部分は次回にお預けでした。
ただ、個人的には大好きなミッターマイヤーの大立ち回りを見ることができそうなので、次回が今から楽しみです。