先日放送された、銀河英雄伝説 Die Neue These第45話「皇帝廃立」のネタバレ有りの感想です。
この「廃立」という言葉は、この銀河英雄伝説を読んで初めて知った言葉でした。
固定観念を破るラインハルトの対同盟戦略
負傷から回復して原隊復帰したミュラーの会話の中で語られた「一億人・百万隻体制」
並の海洋国家そのもの以上の軍事力ですね。
まあ、双璧が指摘する通り、肝要なのは補給の維持なわけですが。
大将以上の会議の中でラインハルトから語られた対同盟戦略。
やはり、ヤンが予見した通りでした。
ラインハルトとロイエンタールの緊張感の走る会話も見ることが出来て楽しかったです。
リップシュタット戦役の時もそうでしたが、上に立つ者の器量を試すロイエンタール自体に、ラインハルトは悪い感情を抱いていないようですね。
ハイドリッヒ・ラングの登場
そしていよいよ、あのハイドリッヒ・ラングが登場。
風体や声は原作に寄せた感じですね。
それだけにより風貌の奇異さが際立っていますが。
階級社会の帝国にあって、平民出身で本省の局長にまで上りつめているので才幹はあるのでしょうが。
もともと社会秩序維持局の局長だったということで、より憎悪は集めていたのだろうと思います。
抑圧された側は、抑圧した支配者よりもその支配者に仕える同等の人間をより憎悪することは、これまでの歴史上でもありましたしね。
今後の振る舞いが見物です。
帝位は幼な子から赤ん坊へ
そして帝位は幼な子から赤ん坊へ。
事実上、現在の帝国が「ローエングラム王朝」であることを象徴するような光景になりました。
そして、いよいよ同盟侵攻へ。
久しぶりに戦闘シーンを見ることが出来そうです。
第三期の過去の感想