
ネット上であれリアルであれこういったCMが炎上した時の企業側の対応としては、CM公開を中止しておわびをするのが当たり前のようにされてきましたが、今回は様相が異なりましたね。
もっとも、明らかにカスタマー・ハラスメント的なクレームには企業側も毅然とした対応を取るようになってきていますし、企業側も問題がないという認識であればとやかく言うことでもないと思います。
個々人の嗜好は千差万別ですしね。
こういった話が出る時には、よく公序良俗という言葉が出てきますが、公序良俗に反する事象についても解釈はまちまちですしね。
結局はどれほど多くの視聴者が不快感を持つか次第なのでしょう。
今回は絶対数として不快感を持つ人が圧倒的多数を占めなかった。
そこがポイントなのでしょうね。
企業が事業を営む上でリスク・マネジメントは非常に大切ですが。
あまりにリスクに過敏になっても、本来必要のないコストをかけることにもなりかねないですしね。
今回の事案は、企業のリスク対応の観点からも参考になるものではと、個人的には思いました。