やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

鉄道沿線の5G化を重点的に進めるべきだと思いますけどね

ahamoユーザーとしては恩恵を被ることができるのでありがたい話だと思います。
ただ、エリアの広げ方については鉄道沿線を重点的に進めるべきではないかと思います。
列車内でスマートフォンを使い続けている人が多いでしょうし、未対応のエリアで5Gから4Gに切り替わる時にどうしても繋がりにくくなりますしね。

もちろん、トラフィックが多いであろう大都市部の鉄道沿線を重点的に進める必要はあると思いますが。
最終的に大多数のエリアが5Gに置き換われば問題はなくなりますが、そこまでの過渡期の対応として、より効果的なエリア拡大を模索する必要があるとは思いますね。

大阪環状線では△に気をつけようという話です

以前から大阪環状線のホームには◯と△の印がありましたが、323系導入以前までは◯が4扉車、△が3扉車の乗車位置を示すものでした。
ところが2019年には車両置換えも完了し、大阪環状線内を走るすべての車両が3扉車になり、乗車位置はすべて△の印の場所だけが使われるようになりました。

◯印が復活したのは2021年で、「トイレなし」の列車を指すものとして復活しました。ちなみに△印は「トイレあり」の列車を指す意味に変わりました。
どちらも同じ3扉車なので、ホームの印は両方併記されていますが、行先表示板で◯印と△印を見ることができます。

この「トイレなし」「トイレあり」でピンと来た人もいるかもしれませんが、「トイレあり」の列車の方がより長距離を走るわけですね。
すなわち△印の列車は、大阪環状線を回って阪和線大和路線に入る列車なわけです。
阪和線の場合は関西空港や和歌山、果てはきのくに線に入って御坊まで行く列車があります。また、大和路線の場合は奈良や加茂、果ては和歌山線に入って五条まで行く列車があります。
酔っ払ってうっかり乗り間違うと大変なことになる行先のオンパレードなわけです。
それを防ぐためには◯印表示の列車に乗るのが無難だと言うわけですね。
大阪環状線では△に気をつけようという話です。

とは言うものの、行先表示が「鶴橋・京橋方面」になっているのは天王寺発の列車のみで、天王寺から阪和線大和路線へ向かう列車と区別するためにこのような表示となっています。
天王寺以外の駅から乗る場合はきちんと行先表示がされるのでおそらく間違うことはないでしょう。
気をつける必要があるのは、天王寺で飲んで酔っ払った時ぐらいだろうと思います。
コロナ禍の脅威が激減し、飲み会が増えてくる今だからこそ、地元民としては留意すべき事柄かもしれないですね。(大げさ)

桜探訪2023・石切から額田編

前回書いた吉野の桜鑑賞の翌日に、地元東大阪の桜鑑賞に行ってきました。

石切駅西側の桜坂
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まずは石切駅西側の桜坂へ。
盛りは過ぎていましたが、桜吹雪が舞っていてなかなか見応えのある風景になっていました。

日下新池
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続いては日下新池の桜を鑑賞。
こちらの桜もかなり散っていて、池にはたくさんの桜の花びらが浮かんでいました。

旧孔舎衛坂駅の一本桜
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その後は旧生駒トンネルの入口へ。
旧孔舎衛坂駅に咲く一本桜を見てきました。
風情があって、この時期にはいつも見に行きますね。

石切駅東側の桜並木
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今度は石切駅の東側へ。
桜並木を眺めていました。
北側は散り始めていましたが、南側は八重桜なので二度満開の桜を楽しめるのが良いです。

桜とならしかトレイン
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午前中に石切周辺の桜を堪能した後は、所用で大阪市内へお出かけ。
夕方に自宅へ帰る途中に額田駅で降りて、近鉄奈良線沿いにある額田山荘会館児童公園へ向かいました。
ここは知る人ぞ知る近鉄電車撮影のスポットで、今の時期は桜と近鉄電車をセットで撮影できます。
今回はちょうど、ならしかトレインが通ったので慌てて撮影しました。

桜と観光特急あをによし
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そして本命の、大阪難波に向かう観光特急あをによしがやって来たのでこちらも撮影してみました。
……来年はもう少し構図を考えて撮影しようと思います。

以上で今年の桜探訪はひとまず終わりですね。
なお、それぞれの桜スポットについては上記記事をご参照ください。

桜探訪2023・吉野編

2023年の桜探訪・その2。
今月初めに奈良県のあの吉野へ桜を見に行ってきました。

阿部野橋駅の案内表示機
青の交響曲1
青の交響曲2
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いつもの通り近鉄阿部野橋駅へ向かい、近鉄南大阪線吉野線吉野駅へ。
今回は奇跡的に観光特急「青の交響曲」の予約が取れたので、行きだけ乗車しました。

青の交響曲の内部1
ラウンジの食事
青の交響曲のラウンジ
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特急「青の交響曲」の内部は落ち着いた雰囲気で、道中は快適な旅でした。
近鉄阿部野橋駅から橿原神宮前駅まではラウンジでコーヒーなどを堪能しながら沿線の風景を眺めていました。

青の交響曲の内部2
青の交響曲の指定席
指定席のコンセント
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ラウンジでくつろいだ後は、指定席で吉野線の風景を楽しんでいました。
電源もあり、思う存分iPhoneを使うことができました。

吉野駅の案内表示機
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1時間半ほどで吉野駅に到着。
吉野駅のホームには巨大な案内表示機が。
反転フラップ式の案内表示機も今では珍しくなりましたね。

中千本の桜
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例年と同様に吉野駅からは徒歩で上千本辺りまで歩くことにしました。
今年は桜の開花が非常に早かったので、残念ながら吉野でも下千本では既に盛りを過ぎていました。
ただ、中千本からはまだ満開の桜が楽しめたので良かったです。

上千本の桜
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また道中では吉野の名物である、一面の桜色の樹々も楽しめたのでそれも良かったです。

花矢倉展望台からの風景
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途中で休憩を重ねながら2時間弱で花矢倉展望台に到着しました。
展望台から見えるこの一面の桜も、この時期の吉野見物の醍醐味ですね。
好天に恵まれ、良い花見日和でした。

吉野水分神社の桜
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いつもであれば奥千本手前の金峯神社まで歩くのですが、夕方近くになっていたので、途中の吉野水分神社吉野駅方面へ引き返すことにしました。
それでも2万歩以上は歩いたので、よい運動にはなりましたね。

古潭ラーメンみそ味
チャーハンと餃子のセット
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帰りは特急がすべて予約で埋まっていたので、吉野駅からは快速急行阿部野橋駅へ戻りました。
阿部野橋駅に着いた頃には夕食時だったので、あべのハルカスダイニングの古潭で久しぶりに古潭ラーメンをいただきました。
みそ味は初めてでしたが、ピリ辛でなかなか美味しかったです。

r.gnavi.co.jp

例年通りに吉野の桜は楽しめましたが、一つ残念だったのは多くの人が吉野を徒歩で桜見物している中で、ひっきりなしに車が往来していた点でした。
何とか交通規制が敷けないのかなとは思いました。
いつか大きな事故に繋がらないかが心配ですね。

大阪駅「うめきたホーム」を見に行ってきました

今日3月18日、大阪駅の新たな駅ホームとしてうめきたエリアに21番線から24番線の地下ホームが開業しました。
同時に、特急はるかと特急くろしおの大阪駅停車とおおさか東線大阪駅延伸も行われました。
そこで今回、地下ホームの見物に出かけてきました。

大阪駅うめきたエリアの地下ホームについて

大阪駅とうめきたエリアの位置関係図
出典: 【JR西日本】大阪駅(うめきたエリア)開業に伴う運行体系等について

大阪駅うめきたエリアの地下ホーム(以下、うめきたホーム)は、当初は北梅田駅やうめきた新駅の名称で建設が進められてきたものです。
もともとは大阪駅北側の旧梅田貨物駅跡地で現在進められているうめきた2期地区開発事業と並行して建設されてきたもので、梅田貨物線の地下化の一環として整備されてきました。
初めは大阪駅と別個の新駅の構想でしたが、2020年に大阪駅と一体の地下ホームとして整備されることが決定され、今回の開業になりました。
このうめきたホームの供用開始で、大阪駅からは新大阪駅へ行って乗る必要があった特急はるかと特急くろしおの大阪駅からの乗車が可能になりました。また、おおさか東線大阪駅延伸によって大阪駅から奈良方面へのアクセス向上も期待されます。
個人的にも、おおさか東線で大阪まで直接行けるのは東大阪市民としても非常に便利で、以前から注目していました。

大阪駅うめきたホームのレポート

JR河内永和駅の発車標
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前置きが長くなりましたが、そろそろレポートを。
まずはおおさか東線JR河内永和駅から大阪駅うめきたホームへ。
JR河内永和駅の発車標も新大阪行きから大阪行きになっていました。

大阪駅うめきたホーム
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各駅停車でようやく大阪駅うめきたホームに到着。
おおさか東線は、今のところ通常は23番線での折り返し運転で、直通快速と遅い時間帯の発着だけ22番線を使うようです。

うめきたホームの特急くろしお
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ちょうど、反対側の24番線に新大阪行きの特急くろしおが入線してきました。
ちなみに22〜24番線には話題のあのホームドアがありませんでした。おそらくは関西空港や和歌山へ向かう21番線を優先したものと思われます。
その代わりなのか、列車が入線する時には回転灯が一斉に点灯して注意を促すようになっていました。

うめきたホームのホームドア
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そして21番線に渡り、いよいよ例のホームドアと対面。
大きなディスプレイが両側に取り付けられていました。
特急が到着すると、実際にホームドアが動いて特急の乗降扉に照準を合わせていました。

うめきたホームを走る貨物列車
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21番線で撮影をしていると、ちょうど24番線を貨物列車が通過して行きました。
以前からの貨物線としての利用は、そのままのようですね。
勾配があるので機関車の増結など運用面では大変なようですが、貨物列車が地下を走る珍しいスポットとしても脚光を浴びそうだと思いました。

うめきた地下口の顔認証改札
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うめきたホームでの撮影も終え、いよいよ地上へ。
こちらも話題の顔認証改札をPiTaPaで通ってみました。
顔認証改札ですが、交通系ICカードでも普通に通ることは可能でした。

大阪駅うめきた地下口その1
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大阪駅うめきた地下口その2

改札を出た後は、うめきたホームの上にあるうめきた地下口へ。
うめきた二期工事も真っただ中ということで、今のところ周囲はフェンスで囲われていました。
二期工事の一部は来年完成するそうなので、その頃には周囲も一変すると思います。

2期工事中のうめきたエリアその1
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2期工事中のうめきたエリアその2

最後にグランフロント大阪の屋上から工事中のビル群を撮影してみました。
まだまだ工事中ですが、ずいぶんとビルの外観が現れてきていました。
また数ヶ月経ったら、この屋上から再びうめきた二期エリアを見てみたいですね。

うめきたホームの今後

今回見物したうめきたホームですが、今は特急列車の停車や奈良方面への起点としてだけ使われていますが、今後は新線のハブ駅としても期待されています。

なにわ筋線路線図(予定)
出典:なにわ筋線:JR西日本

まずは2031年の開通が予定されているなにわ筋線ですね。
JR難波駅と南海新今宮駅から大阪駅を南北に結ぶ新線で、この新線の接続予定先がこのうめきたホームになっています。

阪急新線計画図
出典:近畿圏における空港アクセス鉄道ネットワークに関する調査国土交通省報道発表資料

また、阪急もなにわ筋線との相互乗り入れを企図して新大阪駅〜十三駅〜大阪駅の新線を計画しており、同様にうめきたホームへの接続を予定しています。

ここまで新線が集中すると、果たして2面4線で大丈夫なのだろうかという不安はありますが、JR西日本と南海と阪急の相互乗り入れが実現すれば鉄道アクセスの向上は間違いないでしょう。
大阪駅新大阪駅との連絡も密になりますしね。
個人的にはこちらの方が早く実現すればと非常に期待しています。
とりあえず、当面はおおさか東線を利用しながら、この未来が早く実現するのを待ちたいですね。

≪2023-03-19 追記≫
なにわ筋線と阪急の新線計画が分かりやすいように、図と出典元を追記しました。

サイコロきっぷの旅2023年冬・加賀温泉編


再びサイコロきっぷの旅へ

昨年、サイコロきっぷを利用して舞鶴と倉敷に行ったのですが、今年もサイコロきっぷが発売されるという話で早速申し込んでみると今回は加賀温泉が当たりました。
というわけで、先月の最終土曜日1月28日に早速加賀温泉へ行ってきました。

サイコロきっぷ
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今回のサイコロきっぷの乗車券。
前回と異なるのは起点が大阪・新大阪から大阪市内になっていたことでした。
わざわざ大阪や新大阪まで別途運賃を払わなくて済んだので助かりました。
で、喜び勇んで大阪から特急サンダーバードに乗車したのですが……

何とか加賀温泉駅に到着

加賀温泉駅1
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途中、倒竹による停電で手前の丸岡駅で1時間以上カンヅメ状態に。
まあ、何とかお昼過ぎに加賀温泉駅に到着したので良かったのですが、なかなか幸先の良い往路でした。
加賀温泉駅北陸新幹線延伸間近ということもあり、新駅舎もかなり完成に近づいていましたね。

加賀温泉駅2
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加賀温泉駅前の雪

加賀温泉駅前は思った以上に雪深かったです。
相当な雪が降っていたようで、倒竹が発生するのも致し方ないのかなとは思いました。
車道はさすがに除雪されていましたが、他は雪深く、近くのバス停に行くのも一苦労でした。
当初は加賀温泉駅を挟んで海側と山側の両方に行く予定でしたが、延着したためやむなく山側の山代温泉山中温泉のみ行くことにしました。

山代温泉

山代温泉古総湯
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まずは路線バスで山代温泉へ向かいました。
到着後すぐに昼食をとった後、まずは山代温泉の古総湯を堪能しました。
古総湯で驚いたのは、入口の扉を開けるとすぐに湯船が広がっていたことですね。
脱衣所は湯船のすぐ横にあるので、服が濡れないように脱衣するのに苦労しました。
温泉は熱い温泉と普通の熱さの温泉と2種類あったので、両方楽しめて良かったです。
また、階段を上がったところに休憩室もあったので、入浴後はしばらくくつろいでいました。

山代温泉総湯
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古総湯を堪能した後は、隣接している総湯にも入湯しました。
こちらに休憩室はなく、銭湯のような雰囲気の場所でした。
総湯も古総湯と同様に2種類の熱さの温泉がありましたが露天風呂はありませんでした。
地元の人が多く利用しているようでしたね。

山中温泉

山中温泉総湯と山中座
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続いては再びバスに乗り、さらに山間部にある山中温泉へ向かいました。
こちらの総湯は、バスターミナルから少し歩いたところにありました。
総湯である菊の湯は男湯と女湯に分かれていて、写真のように女湯は山中温泉のコンベンションホールである山中座と並んだところにありました。

山中温泉飲用処
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山中温泉総湯の男湯に隣接したところに飲用処がありました。
こちらは湯気がものすごかったです。

山中温泉の風景
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より山間部にあるせいか、山中温泉はより雪深い印象を受けました。
また、ところどころで趣のある建物も散見されました。
奥座敷の趣のある温泉地でしたね。

帰りの帰阪は綱渡りでした

雪の加賀温泉駅
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山代温泉山中温泉を歴訪した後、加賀温泉駅へ着いた頃には夕暮れ時になっていました。
駅前で夕食にした後、夜に加賀温泉駅を出発する頃にはまた雪が強くなっていました。
北陸の雪の凄さを実感した旅になりました。

遅れる帰りの特急サンダーバード

ちなみに帰りに乗った特急サンダーバードは雪の付着が酷い状況で、敦賀から徐行運転になった挙句、米原で運転休止になりました。
米原に到着した頃には22時を過ぎており、在来線では京都止まりの電車しかなかったため、やむを得ず米原から新幹線を利用して帰阪の途へ。
新大阪経由でJRおおさか東線を利用して、何とか終電ぎりぎりで東大阪の自宅へ戻ることができました。
結果として、想定外の大雪に一日中振り回された旅行になりました。
まあ、ある程度は覚悟して出かけたので無事に日帰りできただけでも良かったです。

ただ、往路の特急サンダーバードは大雪で湖西線が使えなかったこともあり2時間超の延着、復路の特急サンダーバード米原で運転休止になったので共に特急料金部分は払い戻しの対象になるようです。
まあ、復路の新幹線代だけで足は出ますが。
まだ払い戻しは受けていませんが、どの程度の払い戻しが受けられるかは興味津々ですね。
色々な意味で珍しい体験のオンパレードだった鉄道の旅でした。

白浜日帰り紀行2023・新春

先日土曜日、中国へ旅立つパンダ三頭に会うために白浜のアドベンチャーワールドへ行ってきました。
急きょ白浜行きを決めたので、今回は日帰りの突貫旅行となりました。

パンダくろしお「Smileアドベンチャートレイン」正面
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パンダくろしお「Smileアドベンチャートレイン」側面
パンダくろしお「Smileアドベンチャートレイン」内部

白浜へは天王寺からくろしお1号に乗っていきました。
列車は白浜旅行らしくパンダくろしお「Smileアドベンチャートレイン」で、外部も内部もパンダづくしでした。


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白浜駅に到着後、バスでアドベンチャーワールドへ直行。
既に開園していて、マイカーでの来園客も多く見られました。

アドベンチャーワールドでパンダは、パンダラブとブリーディングセンターの2ヶ所で見ることができます。
まずはエントランスに近いパンダラブへ直行し、桃浜と桜浜から見ることにしました。

桃浜
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まずは桃浜から。
……寝てました。(笑)

桜浜
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続いて桜浜はというと。
……こちらも寝てました。
なかなか豪快な寝相でした。

笹を食べる永明
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続いてブリーディングセンターに向かいましたが、午前中永明は表に出てきませんでした。
出てきたのは14時を過ぎた頃でした。
相変わらず食欲旺盛で、笹を食べる姿は全然おじいちゃんパンダに見えなかったですね。

永明の背中
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珍しく永明の後ろ姿が見えたので撮影してみました。
何だか哀愁を感じました。
中国に旅立つというニュースリリースが発表された時はとても残念でしたが、これは中国との約束もあるのでしょうしね。
せめて余生は安穏と過ごしてほしいなと思います。

円月島
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アドベンチャーワールドを堪能した後は、時間があったのでバスで白浜の名勝巡りへ。
バスで三段壁へ向かう途中で円月島が見えました。
途中下車して夕焼けと共に眺める観光客が多かったです。

三段壁その1
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三段壁その2
三段壁その3
三段壁その4

夕暮れ時の三段壁を見物しました。
見事な夕焼けでしたが、海風が凄くてとても寒かったです。
iPhoneで撮影していたのですが、強風でiPhoneが持って行かれそうになりました。

「パンダ駅」
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その後、湯崎で夕食をいただいた後、バスで白浜駅に向かい帰阪の途へ。
日帰りでしたが久しぶりに白浜を堪能できて楽しかったです。
次回はゆっくり泊まって温泉も堪能したいと思いました。
次回は温泉にも行きたいですね。

奈良県桜井市の大神神社に参詣してきました

伊勢志摩ライナーのデラックスシート
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先週土曜日に日帰りで大神おおみわ 神社まで行ってきました。
大阪上本町駅から大和八木駅までは伊勢志摩ライナーに乗車。
デラックスシートは快適でした。

JR桜井駅
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大和八木駅から桜井駅に向かい、JR桜井線、もとい万葉まほろば線に乗り換えて三輪駅へ。
万葉まほろば線は1時間に1本ないし2本しか電車が走らないローカル線ですが、導入されている車両は比較的新しかったです。

大神神社二の鳥居
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二の鳥居前で昼食をとり、いよいよ大神神社の境内へ。
師走ですが、まだまだ七五三の参詣客もたくさん見かけました。

大神神社拝殿
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まずは大神神社の拝殿へ。
大神神社が他の神社と異なるところは、いわゆる本殿がないことですね。
大神神社のご神体が三輪山なので、ご神体を参拝する場所として拝殿が建てられているそうです。
現在の拝殿は寛文4年(1664年)に、江戸幕府第4代将軍徳川家綱公により再建されたもので、国の重要文化財です。

大神神社祈祷殿
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続いては祈祷殿へ。
隣接する参集殿、儀式殿とともに祈祷や儀式で使われる建物です。
参拝した時も奥から祝詞が聞こえていました。

狭井神社
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大神神社にも数多くの摂社があります。
こちらは摂社の一つである狭井さい 神社。
大神神社全体に共通していたのは、どこの拝殿でもお酒と卵が供えられていましたことですね。
大神神社の祭神大物主が、蛇の姿をした神様ということに由来しているようです。

檜原神社
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少し足をのばして檜原ひばら 神社にも行ってきました
この神社は、宮中で祀られていた天照大神を、初代の斎王と伝承されている豊鍬入姫命が祀ったと伝えられている場所です。
その後、各地を転々とした後、最終的に今の伊勢に天照大神が祀られたことから「元伊勢」とも呼ばれています。


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大神神社参拝後は、少し歩いて有名なあの大鳥居にも行ってきました。
熊野本宮大社大斎原の大鳥居も大きかったですが、この大神神社の大鳥居も聞きしに勝る大きさでした。

残念ながらご神体の三輪山に登ることはできませんでしたが、広い境内をくまなく歩いたので良い運動になりました。
また時間ができれば、三輪そうめんを楽しむがてら参詣したいですね。

大阪メトロ初の枝線が爆誕へ

第一報を地元の読売テレビのニュースで見ましたが。
…………………………はあっ?!
と言うのが率直な感想でした。
大阪公立大学の新キャンパスが森之宮に建設される話は知っていましたが、アクセスは森ノ宮駅からでも十分と個人的には思っていましたしね。
まさか新キャンパス近くまで大阪メトロの路線が延びるとは思ってもみませんでした。

朝日新聞の記事だけでは新駅までの路線がどのようになるかのイメージが湧かなかったので、ここはやはり大阪メトロと言えばOsaka-Subway.comさんということでサイトを見に行ってみると既に速報記事を出されていました。
さすがに速いですね。

新駅への路線は中央線森ノ宮駅からの分岐になるだろうというのが Osaka-Subway.comさんの見解ですが、そうなると大阪メトロ初の枝線というか支線が爆誕ですね。
運用としては、これまで森ノ宮駅止まりだった運行形態が新駅まで運行されるのかなと予想しています。
あるいは森ノ宮駅と新駅の間の折り返し運転もあるかもしれませんね。
いずれにしても新駅設置が今から楽しみになってきました。

それにしても、万博会場である夢洲への延伸や個性的な新型車両の投入など、ここにきて大阪メトロの中央線にスポットライトが当たっています。
相互乗り入れしている近鉄けいはんな線の側でも動きがあるようですし、大阪メトロにおいては、時代は中央線なのかもしれないと思いました。

中国地方ローカル線紀行2022秋・復路


広島からの帰りもローカル線経由で

広島での会合の翌日。
あとは帰阪するだけでしたが、ただ帰るだけなのも芸がなかったので、また乗り鉄の旅へ。
今回は再び芸備線を三次まで戻って福塩線経由で福山へ、その後山陽本線山陽新幹線を乗り継いで大阪に戻ることにしました。

朝の合間に可部線に乗ってきました

可部線
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時間を逆算すると広島から三次へ向かうには時間に余裕があったので、広島ワイドパスを利用して可部線に乗ってきました。
可部線は昔、三段峡までの60kmほどの路線でしたが、2003年に可部以遠が廃線となり、その後紆余曲折を経て可部ーあき亀山間が延伸され現在に至ります。
一旦廃止になった路線が名目は延伸ですが復活したのは珍しい事例ですね。

あき亀山駅
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あき亀山駅舎
あき亀山駅前

可部線は単線ですが住宅地の中を通る路線で、地元の人々の欠かせない足になっていることはよく分かりました。
終点のあき亀山は駅前に市民病院が設置されているなど、地元の中核地域として整備されているようでした。

再び芸備線に乗り三次駅へ

芸備線三次行き普通列車
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お昼前に広島から芸備線に乗り再び三次へ。
今度は普通列車でのんびり向かいました。
日曜だからでしょうか乗客も少なく、途中で私一人だけが乗っているという区間もありました。

吉田口駅にて
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今回は乗り鉄を優先したので、百名城巡りは断念しました。
もっとも、あの毛利氏の居城である吉田郡山城の最寄駅である吉田口に着いた時には下車して行ってみようかなと一瞬思いましたが、さすがに帰阪できなくなるので我慢しました。

三次駅にて

三次駅
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三次には13時半過ぎに到着。
駅前で昼食を取った後、駅前と駅構内を見て回りました。

三次駅ホームその1
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三次駅ホームその2

三次駅のホーム。
かつては広島県北部の交通の要衝で、多くの列車が走っていたからか、とても大きな駅でした。
それだけに今の列車本数の少なさに寂しさを感じました。

旧三江線との分岐点
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三次からはかつて島根県の江津まで三江線が走っていましたが2018年に廃線になりました。
そばまで行く時間はありませんでしたが、旧三江線との分岐がホームから見えたので撮影してみました。
iPhoneではこれが限界でした。

三次から福塩線で福山へ

福塩線府中行き車両
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14時台にようやく府中行きの車両がやってきたので乗車しました。
広島らしくカープ仕様の車両でした。
福塩線の起点は三次の東にある塩町ですが、運用上は三次が起点になっています。
福塩線の三次ー府中間は、1日に7本しか運行されない超ローカル線なので、乗る時には注意が必要ですね。
道中は山間部を走るのどかな路線でした。

府中駅
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福塩線福山行き列車
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府中からは平地が開けて建物も急に多くなりました。
この辺りまでが福山のベッドタウンのようです。
府中に着いた後は福山行き列車に乗り換えて、福山から山陽本線山陽新幹線を乗り継いで帰阪しました。
今回は福塩線がメインでしたが、なかなか楽しい鉄道旅でした。

ローカル線の旅を終えて

今回は青春18切符が利用できなかったので、おとなびWEB早特と岡山・広島ワイドパスのお世話になりました。

おとなびWEB早特はこだまの運賃が驚くほど安かったです。岡山までなら在来線に比べれば快適ですしお得な切符でした。
難点は、始点が大阪か新大阪なので、そこまでは別で切符を買わないといけない点でした。
特定区間内発にしてもらえたら、より便利だとおもいますね。

岡山・広島ワイドパスはiPhoneなどのスマホ画面を見せて乗り降りするので、最初は慣れませんでしたが慣れると意外に便利でした。
駅員さんなどもパスを理解されているようで、どこでもすんなり改札を通ることができました。
難点は、今回のローカル線のように、電波の弱い区間を通る時はパスを表示させるのが難しかったところでした。
ただ、それ以外ではかえって使い勝手が良かったですね。

わずか2日の乗り鉄の旅でしたが、思ったよりも楽しむことができました。
次もワイドパスなどを使ってみたいと思いました。

中国地方ローカル線紀行2022秋・往路


広島へローカル線を乗り継いで行ってみました

先週の土曜日、会合がと言う名の飲み会に行くために広島へ。
乗り鉄なのでもちろん移動手段に鉄道を利用しましたが、会合が夜だったので今回は中国地方の山間部のローカル線にも乗って広島へ向かうことにしました。

おとなびWEB早特の切符
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本来であれば青春18きっぷを利用したいところでしたが、残念ながら利用期間外。
そこでまずは、おとなびWEB早特で岡山までの新幹線の乗車券を購入。
こだまの利用だったので片道3,670円で済みました。

tabiwa by WESTER

tabiwa by WESTER

West Japan Railway Company無料posted withアプリーチ

続いて、上掲のtabiwaアプリを利用して岡山ワイドパスと広島ワイドパスを購入。
3日間有効なパスで、それぞれ岡山県内と広島県内が乗り放題の乗車券です。
購入と言っても乗車券を手に入れるのではなく、tabiwaアプリでワイドパスを表示して駅員や運転手などに提示するというなかなかユニークなパスです。
価格は岡山ワイドパスが4,200円、広島ワイドパスが4,600円です。今回は2日間の利用でしたが十分に元は取れただろうと思います。
詳細は下記リンクを参照していただければと思います。


津山線姫新線新見駅

津山行き
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まずは自宅から新大阪に向かい、こだまで岡山へ。
岡山からは津山線で津山に向かいました。

津山駅

津山からは姫新線で新見へ。
姫新線は以前に姫路から津山まで利用したことがあったので、これで姫新線全線に乗ることができました。

新見駅にて

新見駅
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祐清像
たまかき像

新見へ着いた頃にはお昼になっていました。
駅前には男女の像がありました。
祐清とたまかきの像というもので、かつて新見が新見荘という京都東寺の荘園だった頃に起こった悲劇の主人公だそうです。

新見駅前のレンタサイクル
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新見市観光案内所

目当てのランチの店は駅から離れていたので、駅前の観光案内所でレンタサイクルを利用。
料金は普通の自転車が1回500円で電動アシスト自転車が1回1,000円。時間単位の料金でないのが良かったです。

中川博之顕彰歌碑
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ランチ後に時間があったので新見駅周辺を自転車で散策。
途中でラブユー東京の作曲家中川博之氏の顕彰歌碑がありました。
一時期新見で暮らしていたそうです。

芸備線で広島へ

備後落合行き普通車両
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三次行き普通車両

その後新見からは芸備線を利用。
備後落合で乗り換えて三次まで各駅停車の旅でした。
途中、iPhoneの電波も届かないところも走っていて、本当にザ・ローカル線といった感じでした。

備後落合駅木次線ホーム
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備後落合駅

備後落合では離れたところに島根へ向かう木次線のホームがあり、多くの人が集まっていました。
今回は時間の都合上断念しましたが、いつか島根を旅する時に乗ってみたいなと思います。

広島行き快速列車
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三次からは広島行きの快速列車が出ていたので、意外に早く広島に向かうことができました。
ただ、朝6時頃に自宅を出発して広島に着いたのは17時半頃でしたが。
長旅でしたが、それでものんびりとした旅ができたので楽しかったです。

サイコロきっぷの旅・倉敷編


サイコロきっぷの旅・第2回へ

サイコロきっぷ倉敷版
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先月の9月17日、再びサイコロきっぷの旅に行ってきました。
第二弾は倉敷へ。
今回は新幹線を利用するため、JR河内永和駅からおおさか東線で新大阪に向かいました。
大阪の都市区内ゾーンは原則大阪市内の駅のみですが、おおさか東線東大阪市内にある5駅は特例で大阪の都市区内ゾーンに入っていて、新幹線を利用する時によく活用しています。

新大阪駅コンコース
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新大阪からは山陽新幹線伯備線を乗り継いで倉敷へ。
新大阪駅の新幹線コンコースは、もうコロナ禍前と同じようなにぎわいを感じました。

倉敷美観地区を散策

倉敷美観地区
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倉敷駅に到着後はそのまま徒歩で倉敷美観地区へ。
台風が近づいている中の曇天にも関わらず、観光客は結構多かったです。
美観地区の中を流れる倉敷川では、川舟ウエディングが行われていて、多くの見物客がいました。

大原美術館と新渓園へ

大原美術館
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美観地区に到着後はまず大原美術館へ。
倉敷の実業家で、現在のクラボウクラレなどの社長を務めた大原孫三郎が、これまで収集された美術品を展示するために開いた美術館で洋風の歴史を感じさせる建物でした。
古今東西の美術品が展示されていましたが、中でもモネの睡蓮はパリのオランジェリー美術館で見て以来だったので懐かしかったです。

新渓園
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大原美術館を出た後は美術館周辺を散策。
楽しみにしていた新渓園は、残念ながら入ることができませんでしたが、外から庭園などを見物することはできました。

大原美術館新児島館(仮称)へ

大原美術館新児島館(仮称)
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その後、倉敷美観地区の街並みを散策しているといかにも銀行っぽい建物を見つけたので入ってみました。
最近までは中国銀行の出張所として使われていたそうです。
近いうちに大原美術館新児島館としてオープン予定だそうで、今は無料公開にしているとのことでした。

サン・シスター(リバース)
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館内にはこのようなオブジェが。
どこかで見たことがあると思ったら、兵庫県立美術館のオブジェと同じヤノベケンジさんの「サン・シスター」でした。
「サン・シスター(リバース)」という作品だそうです。

倉敷アイビースクエアへ

倉敷代官所跡碑
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倉敷代官所内濠遺構

倉敷美観地区を南下し、今度は倉敷アイビースクエアへ。
かつては倉敷紡績の工場があったところです。
江戸時代には天領である倉敷を支配していた代官所がここあったため、わずかですがその遺構も残っていました。

倉紡記念館を見物

倉紡記念館倉紡記念館の内部
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倉敷アイビースクエア内に倉紡記念館があったので行ってきました。
クラボウこと倉敷紡績株式会社は、今でこそ大阪に本社がありますが、発祥は本店があるこの倉敷で市内各地に数々の足跡を残しています。
クラボウの歴史だけではなく我が国紡績業の足跡も学べて、とても勉強になりました。

倉敷から岡山へ

倉敷駅
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倉敷観光を終えた後は再び伯備線で岡山へ。
倉敷行きのサイコロきっぷの特典で、岡山駅で途中下車可というものがあったので今回はそれを利用。
てっきり岡山駅有人改札から駅の外に出ると思っていたのですが、自動改札で出入場しても大丈夫でした。
とても使い勝手が良かったです。

雨の岡山後楽園を散策

岡山後楽園南門
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岡山後楽園内部
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岡山では前回時間がなくて行けなかった岡山後楽園へ。
閉園時間が迫っていたので南門から入りました。
園内に入って驚いたのはその広さですね。
延々と芝生が広がっていました。

延養亭
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園内には建物が点在していました。
中に入ってみたかったのですが、どうやら無料公開はされていないようでした。

岡山後楽園内の風景1
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岡山後楽園内の風景2
岡山後楽園内の風景3

ただ、園内を散策してさまざまな風景を見ることができたのは良かったです。
雨天でなければ良かったのですが、こればかりはどうしようもなかったですね。

唯心山からの眺望
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唯心山から園内を眺望しましたが、雨足が強くなったのでこれ以上は断念。
次回は天気の良い時にリベンジしたいと思います。
その後は岡山から山陽新幹線で帰阪し、駆け足の日帰り旅を終えました。

再びサイコロきっぷの感想を

倉敷美観地区は初めて行ったので、隅から隅まで散策しました。風情のある建物ばかりでとても楽しかったです。
残念ながら台風の影響で、午後からの岡山観光がほとんど出来ませんでしたが天候ばかりはどうしようもないですしね。岡山は四国方面や出雲方面を観光する際には必ず通るので、また機会が出来れば観光をしたいと思います。
舞鶴と倉敷のサイコロきっぷの旅をしていて思ったのは、ワイドパスのようなフリー区間があればもっと楽しめたかなとは思いました。もっとも、今回のサイコロきっぷはかなり割安に設定されているので、さすがに欲張り過ぎかなとは思いましたけど。
ただそれでも非常に話題になったきっぷなので、舞鶴編の時も書かましたが、是非来年も発売してほしいと思いました。


1.倉敷美観地区 2. 大原美術館 3. 新渓園 4. 大原美術館新児島館(仮) 5. 倉敷代官所跡碑 6. 倉紡記念館 7. 倉敷駅


1.岡山駅 2. 岡山後楽園

サイコロきっぷの旅・東舞鶴編


サイコロきっぷの旅・第1回へ

サイコロきっぷ
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今月9月4日の日曜日に、サイコロきっぷを利用して舞鶴へ日帰りの旅をしてきました。
遅くなりましたが今回の旅の感想を書いておこうと思います。

まずは自宅から近鉄奈良線に乗り、鶴橋駅で乗り換え。
乗車券が「大阪市内」出発になっていたので、わざわざ大阪駅までのきっぷを買わずに済んで良かったです。

東舞鶴駅に到着

東舞鶴駅
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鶴橋駅からはJR大阪環状線JR京都線を乗り継いで京都駅へ。
京都駅で同駅始発の特急まいづるに乗り、JR山陰本線からJR舞鶴線を経て東舞鶴駅に到着したのは10時過ぎでした。
自宅からはほぼ3時間の鉄道の旅でしたね。

「もうひとつの京都周遊パス・海の京都エリア」
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サイコロきっぷで東舞鶴は一番割引率が低かったのですが、この一日乗車券「もうひとつの京都周遊パス・海の京都エリア」を購入することで結構お得になりました。
京都から舞鶴までのJR乗車券と特急券を持っていると2,000円割引の200円で購入できるきっぷで、京都丹後鉄道や京都交通バスなどが乗り放題のかなりお得なきっぷでした。
割引での購入期限が当日9月4日までだったので、間に合って良かったですね。

東郷邸(旧舞鶴鎮守府長官官邸)

東郷邸
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今回の舞鶴観光は東舞鶴を中心に行ってきました。
まずは東郷邸から。
元は旧帝国海軍舞鶴鎮守府の司令長官官邸で、初代司令長官があの東郷平八郎元帥海軍大将だったのでこの名称がつけられているそうです。
開館日が毎月第一日曜日だけだったので、日を合わせて訪ねてきました。

東郷邸内部その1
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東郷邸内部その2

東郷邸内はほぼ和風で手狭な印象を受けました。質実剛健を旨とした旧帝国海軍らしいと思いました。
東郷邸と名付けされているだけあって、東郷元帥ゆかりの写真や品々が多く展示されていました。

昭和天皇と鈴木貫太郎海軍大将
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展示されていた写真の中で、個人的に気になったのがこちらの写真でした。
昭和天皇の左側を写る人物に既視感を感じたのですが、東郷邸を案内している方に聞くと予想通り鈴木貫太郎海軍大将その人でした。
戦艦陸奥の艦上で撮影されているので、おそらくは昭和2年10月に行われた海軍特別大演習の時の写真で、鈴木大将が海軍軍令部長時代に撮影されたものと思われます。
侍従長時代に近侍していた姿は良く知られていますが、海軍時代の2人の写真は珍しいと思いながら見ていました。

海軍記念館

海上自衛隊舞鶴地方総監部
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東郷邸を後にして、次は道路を隔てた南側にある海上自衛隊舞鶴地方総監部へ足を伸ばしました。

海軍記念館
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目当ては舞鶴地方総監部内にある海軍記念館。
この建物はもともと旧海軍機関学校の大講堂として利用されていたものだそうです。
レンガ造りのレトロな建物でした。

旧舞鶴鎮守府歴代司令長官
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海軍記念館では、幕府海軍以来の旧帝国海軍の歩みや旧舞鶴鎮守府関連の写真や資料が多く展示されていました。
こちらは旧舞鶴鎮守府の歴代司令長官一覧です。
初代の東郷元帥からそうそうたる名前が並んでいました。
その中には、鈴木貫太郎海軍大将の後を受けて昭和天皇侍従長になった百武三郎海軍大将の名前もありました。

海軍記念館大講堂
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海軍記念館の大講堂はもともと旧海軍機関学校のものだけあってアカデミックな雰囲気でしたが、内部は思ったよりも新しい感じでした。
舞鶴地方総監部の銘もあったので、こちらは今も使えるようにリノベーションがなされていたようです。

太平洋戦争開戦時の電文
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太平洋戦争開戦時の電文の写しも公開されていました。
有名な「ニイタカヤマノボレ 1208」の電文ですね。
右側に書かれている「GF」は海軍内の連合艦隊の略称で、Grand Fleetの略だそうです。

海上自衛隊北吸係留所(北吸桟橋)

護衛艦あたごと護衛艦あさぎり
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昼食を挟んで、午後からは護衛艦などが停泊している北吸桟橋へ足を伸ばしました。
ちょうど一般公開されている時間帯だったので、桟橋内を見学することが出来ました。

桟橋には護衛艦2隻と補給艦1隻が停泊していました。
西側には手前から護衛艦あたごと護衛艦あさぎりが。
艦上では自衛官たちが訓練を行っていました。

補給艦ましゅう
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桟橋の東側には補給艦ましゅうが。
この艦艇は昔に舞鶴を訪れた時にも見かけた記憶がありました。
その時には護衛艦ひゅうがの巨大な勇姿も見ることができたのですが、今回は姿がなかったので少し残念でした。

西舞鶴駅から丹後田辺城跡へ

西舞鶴駅
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舞鶴自衛隊施設を訪ねた後は少し時間があったのでバスで西舞鶴駅に向かいました。
古くからの城下町の西舞鶴と近代に軍港として整備された東舞鶴
同じ舞鶴でも街の雰囲気が全然異なっていて趣深かったですね。

丹後田辺城の復元城門
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時間が限られていたので、西舞鶴駅から北に歩いて丹後田辺城跡だけを見物してきました。
丹後田辺城は別名「舞鶴城」と呼ばれ、舞鶴という地名の由来となったゆかりの城です。
丹後田辺藩3万5000石の政庁でもありました。

細川幽斎の木像
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復元された城門の上には資料館があり、細川幽斎の木像がありました。
丹後田辺城と言えば、個人的にはやはり細川幽斎ですね。
関ヶ原の合戦の一環として行われた田辺城の戦いで、幽斎は東軍方として田辺城に立てこもり西軍を相手に奮戦していました。
ところが、幽斎自身が古今伝授の継承者であったことからその断絶を惜しんだ後陽成天皇の命で勅使が派遣され、戦いを止められる羽目になりました。
和歌を大切にする我が国らしいエピソードだと個人的には思いましたね。

東舞鶴駅から帰阪の途へ

丹後の海車両の特急まいづる
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特急まいづるの車内

田辺城跡の見物後は再び東舞鶴に戻り、夕食後帰阪の途へ。
帰りの特急まいづるはまさかの「丹後の海」車両でした。
おそらく、綾部駅で併結する特急はしだてと合わせるために東舞鶴駅からも走らせているのだろうと思いました。
内部は馴染みの水戸岡デザインで、ちょっとした観光特急に乗っている気分になりました。電化された舞鶴線山陰本線気動車に乗るのは不思議な気分でしたけどね。
たまたまこの時間帯を予約しただけなのですが、乗れてラッキーでしたね。

サイコロきっぷの感想

最初に東舞鶴を引いた時は若干がっかりしましたが、実際に旅してみると現地の一日乗車券との併用でなかなか面白い旅をすることが出来ました。
日程の都合上、日帰り旅行になりましたが、泊まりがけだともっと旅が楽しめたかなと思いました。
今回は次の倉敷と共に日帰りの旅にしましたが、このサイコロきっぷについてはまたJR西日本に発売してほしいと思いました。
来年期待しています。


1. 西舞鶴駅 2. 東郷邸 3. 海軍記念館 4. 海上自衛隊北吸係留所 5. 西舞鶴駅 6. 丹後田辺城跡

道東メインの北海道紀行2022・5日目(最終日)


いよいよ帰阪へ

長かった北海道の旅もいよいよ最終日。
と言っても、苫小牧から新千歳空港へ向かって帰阪するだけですが。

日高本線の車両

苫小牧駅日高本線の車両を見かけました。
日高本線は今回、時間の都合上乗ることができませんでした。
鵡川以降の区間廃線になってしまいましたが、襟裳岬方面へ旅することがあれば乗ってみたいです。

快速エアポート

苫小牧から南千歳に向かい新千歳空港へ。
周遊パスで特急に気兼ねなく乗れたのは良かったです。

新千歳空港から関西空港

JAL2504便
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いよいよ大阪へ。
新千歳空港のターミナルは広くて、搭乗口にたどり着くのに難儀しました。

佐渡島上空
大阪湾上空

行きは伊丹から新千歳までがほぼ一直線だったので、帰りもそのルートかと思っていましたら、佐渡島上空から能登半島を横切り兵庫県北部から岡山県、瀬戸内海を通って大阪湾へというう回ルートになりました。
天候のせいか飛行機が過密だったせいかよく分かりませんでしたけどね。
ですが、思いがけず瀬戸内海の風景なども見ることができたので良かったです。

無事に帰阪

南海パーラーのパーラー定食

関西空港に到着後は特急ラピートで難波へ。
特急料金が安いので関空利用の際にはいつも使っています。
難波駅ではいつもの南海パーラーに入って昼食に。
その後自宅に戻って長い旅を終えました。

r.gnavi.co.jp

HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パスを使ってみた感想ですが。
今回は4日の利用でしたがそれでも元は取れました。
と言いますか、南千歳と釧路の往復だけでも十分でしたね。
指定席特急券は4回までと縛りがありますが、自由席特急券は何度でも利用可能ですし、北海道全体を旅するのであれば必須のきっぷだと思いました。
12,000円での販売は期限がありますので、早めの利用をお勧めしたいですね。

道東メインの北海道紀行2022・4日目


釧路から苫小牧へ

南千歳駅の特急すずらん
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旅の4日目は再び道東から道央方面へ。
釧路から特急あおぞらによる長旅の後、南千歳で特急すずらんに乗り換え。
次の宿泊地の苫小牧へ向かいました。

苫小牧にて

苫小牧駅
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苫小牧には昼過ぎに到着。
平日の昼間だったせいか、駅前も人がまばらでした。

苫小牧観光案内所の泉野明のイラスト
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駅の隣にあった観光案内所に入ってみると、機動警察パトレイバーの主人公泉野明の大きなイラストが飾られていました。
そう言えば、泉野明の出身地は苫小牧でした。

ホテルに投宿し昼食をいただいた後、再び苫小牧から特急に乗って今度は白老に向かいました。

白老へ

白老駅
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白老に到着。
室蘭本線でも普通列車の本数は少ないので、特急の自由席が乗り放題の6日間周遊パスは本当に使い勝手が良いですね。

白老駅前のD51の展示
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白老駅からウポポイに向かう途中でD51の展示を見かけました。
D51の333号機という、キリが良い数字の車体で保存状態はとても良かったです。

ウポポイのエントランス
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ウポポイ(民族共生象徴空間)に到着。
博物館の入館には事前予約が必要だったので、今回はエントランス部分のみを見物していました。
いつかコロナ禍が収束して気兼ねなく見物できれば良いなと思います。
エントランスでは修学旅行なのか多くの学生さんを見かけました。

他ももっと散策したかったのですが、雨が近づいているようだったので残念ながら4日目の散策は終了へ。
翌日はいよいよ帰阪です。

1. 苫小牧駅 2. 苫小牧観光案内所

1. 白老駅 2. 蒸気機関車 D51 333号機 3. ウポポイ(民族共生象徴空間)