今週の魔法少女リリカルなのはA’sは、タイトルの形式が一変。
いよいよ、結末に向けてまっしぐらと言ったところでしょうか。
不可避だったというべきか、偶然の産物というべきか、ついに遭遇しちゃったようで。
………やはり、凄い緊張感ですねえ。
何も事情を知らないはやてとすずかとアリサのほのぼのぶりとの違いが際立ってますな。
で、はやての目が届かない所であっさり決裂、と思ったら、本当に大どんでん返しでした。
て言うか、変態仮面は双子だったんかいな。
となると、この変態仮面たちの正体についての私の予想は、大きく外れてしまうわけですけどね。
しかし………、闇の書が最終的に完成する過程は、正にエグいの一言ですね。
本当になりふり構わない蒐集ぶりです。
そして、とうとう完成した闇の書。
ただ、そこに現れてるのは底知れぬ悲しさだけですね。
なのはシリーズの根底に流れているのは、敵対する側にもそうせざるを得ない事情があるというのもあるのですが、それ以上に、どれだけ強大な力を手に入れても常に悲しさがつきまとうというところもあるんですよね。その辺りが、単純に敵対する者たち同士が戦う物語以上の奥行きの深さを与えてるんじゃないかと思います。
そして、単純な力押しでは物事を解決しないですしね。
ここからのなのはたちの行動に期待したいと思います。