久しぶりだなあ。
と言うわけで、今回のキディ・グレイドの感想を。
今回の赴任地はアウレという美しい惑星。
見る限りでは外見は確かに美しいのですが。
余計な事を言ったがために報いを受けるアームブラストの図。(笑)
いやあ、リュミエールとは別な意味でいいコンビですね、この二人。
そして降り立った三人が見たものは、永代雇用契約を盾にとり簒奪・収奪を重ねるノーブルズ(「原器惑星」たる地球の住民である原地球人類を称する上流階級)たちと過酷な労働を強いられる住民たちというこの惑星の実体でした。
しかし、いくら惑星の自治を尊重する宇宙惑星連合の存在があるとは言え、こんな非人道的なことをやってたら今のマスコミとかだったら黙ってないはずなんですが。
それとも、この頃にはアムネスティも廃れてしまっているのかな。(^_^;)
で、当然の成り行きで暴動が勃発し、住民が発砲を受ける事態に。
ここで、任務のためと自重していたエクレールの怒りが爆発。
いやあ、女性は怒らせると恐い。(違)
そして、「解放」された星の下で独白するアームブラスト。
そうなんですよね。
経済的にも社会を支配する勢力は、経済レベルを維持するノウハウも独占しているのが歴史の常なんですよね。
そして、旧支配者が追い出されると同時に、そのノウハウをも失い、急速に経済レベルを低下させていくのも、これまでの人類の歴史の中で繰り返されてきたことです。(と、エラそうに講釈をたれてみたりして。(笑))
果たして、この惑星の未来はどうなるのでしょうかね。
「支配されていた昔の時代の方が良かった」と言った事態にならなければいいのですがね。
で、自身の意志とは言え、命令を破ったエクレールたちに待ち受けていた過酷な処分とは。
これでますますこの物語に目を離せなくなってしまいました。
しかし、長官を名乗るこのシュバリエという人物も、どうやらノーブルズのようですね。
原器惑星の住民が統一政体の主要ポストを握って宇宙を支配するという構図は、なんか銀河英雄伝説に出てくる地球統一政府を彷彿とさせるような気がします。
………って、今回はこの一話だけかよ。>関西テレビ
これだと、二話続けて放送された関東と一週間以上の差がつくじゃねーか。
それとも、関東でまた一週休みがあって、その時に追いつくのかな。(^_^;)
(まあ、間違っても関西が追い越すことは無いだろうけど。(爆))
おまけ。
おおっ、アイキャッチは村村、じゃなくて村枝賢一先生だ〜。
いやあ、相変わらず魂のこもった絵を書いてらっしゃいますね〜。