やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

儲けることへの罪悪感が発生する理由

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以前に書かれていた記事と合わせて読んだのですが、儲けることへの嫌悪感というよりは、楽をして儲けることへの嫌悪感という表現がより近くなるのかなと思います。
問題なのは、記事を書く作業が読み手に見えてこないことなのかもしれませんね。単純にアクセス稼げそうなサイトのリンクを張りまくるだけのサイトは別にしても。
駄文ばっかり書いているのでとても実感しているのですが、文章を作る作業はそれなりに労力や時間を要するものです。まあ、センスや経験で差が出るとは思いますけどね。これで儲けようと考えるならば、狐志庵さんが仰るようにもっともっと楽に稼げる仕事は他にあると思います。

で、話は戻りますが、儲けることへの罪悪感、この感覚というものはどこから発生するのかなということを考えていたのですが。結局は何を不労所得として考えるかということに尽きるのかなと思います。
そして、それは時代や場所によっても異なりますしね。例えば、中世以前のヨーロッパでは利子は不労所得と捉えられていましたし、現代のイスラム圏でもそう捉えられています。要は、不労所得という概念は時が移れば変遷する、それだけのものであろうと思うわけです。
まあ、アフィリエイトという手段も発生してからまだまだ年月は浅いですしね。経済的な対価として認められる、あるいは付加価値として認められれば、こういう論議もやがては薄れていくのかもしれないかなと思います。
ちなみに、当サイトに張っているアフィリエイトからの収入ですが、発生しても月に千円弱、ゼロの月が多いというのが実情ですね。まあ、入ってくる利益に喜ぶというよりは、当サイトで紹介した同じ作品や同じ書籍を買う方がいるという喜びの方が大きいので、私はこれでいいと思っていますけどね。