やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

2008年雑感

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結局、大晦日一日での大掃除&片付けは無謀だったようで、見た目だけを整理するのが精一杯でした。
おまけに大量のゴミの山も。
休み明けには、直接ゴミ処理場に運ばないといけないかなと思っています。
そろそろ、捨てるのに忍びなかった持ち物を取捨選択する日が近づきつつありますね。

で、この2008年についてですが。
個人的には、ようやく念願の資格を取得することが出来ました。
まあ、取得した後が大変なのですが。
ですが、後押ししてくれた方々や一緒に頑張った仲間たちのためにも、今まで以上に頑張って行きたいと思っています。

そして、今年の情勢ですが。
サブプライムローン問題に端を発したアメリカの不動産バブルの崩壊、そしてリーマンショックなどにより、彼の国の実体経済に暗雲が立ちこめています。そして、それにともなう輸出減と急激な円高が、我が国の基幹産業である自動車業界を直撃し、我が国の実体経済にも大きな影響を与えつつあります。
その影響は、派遣労働者の契約解除や下請けの中小企業への受注減という形で既に今年の後半から現れつつあります。加えて、コマーシャルペーパーなどでの市場からの資金調達が困難になった巨大企業が、再び都市銀行などの間接金融に回帰する傾向もあり、中小企業に対する融資も総体として減少しつつあります。
これらが中小企業に与える影響がどの程度になるかは、正直言って想像することが出来ません。

また、そのような世情不安を背景にしているためか、凶悪な事件が続発した年でもあったように思います。
無辜の市民を問答無用で殺傷する犯人たちに同情する余地はありませんが、何故にこのような事件が起こるのかを検証する必要は大いにあると思います。
本来ならば、それはマスメディアの役割になってくるはずなのですが、どうやらセンセーショナルに報道する事と勘違いしているマスメディアが多そうです。
ますます視聴者との乖離が進んでいるようですね。

と、不安だらけの話ばかりを書いてしまいましたが。
そのような中でも、全くお先が真っ暗だとは思えないんですよね。
経済学者シュンペーターは、不況を新事態に対する正常な適応過程であると説きました。
私も、このような状況下でも新たな芽が出てきている事を信じたいと思います。

これ以上書いてもお堅い文章の羅列になってしまいそうなので、この辺で筆を置きたいと思います。
それでは皆さん、良いお年を。