NTTドコモとKDDIが、解約などのサイトで検索サイト避けの「noindex」を設定していて総務省から怒られた件。
脳裏に浮かんだのは「セコいな」という言葉だけでした。
マスメディアが批判を避けるために、都合の悪い記事に「noindex」を設定して検索サイト避けを行っていた事例を思い出しました。
サイトを見づらくしても、解約したいユーザーは何としても探し出して手続きをしようとするでしょう、お金がかかっているわけですし。
そんなことで目先の収入を維持したとしても、ユーザビリティを失わせている分、ブランドイメージを毀損するだけのような気がするんですね。
もっとも、解約するユーザーのことなどはどうでも良いとキャリア側は考えているのかもしれませんが。
しかしまあ、このようなみっともないことで総務省に怒られるのは情けないと思います。
我が国の巨大企業は国内経済に影響力を持つがゆえに、その影響力に応じた節度なり大人としての対応が求められているのではないでしょうか？
以前書いた巨大企業の「中小企業化」の話と合わせて、本当に情けない巨大企業が増えているような気はしますね。
