やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

戦前を複眼的に見る工夫が大切かと

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もうすぐ封切りですが、是非観たいと思っています。

先の戦争については、軍部の暴走によるものという形で片付けられることが多いです。
もちろん軍部の責任を否定するつもりは無いですが、当時の政官財やメディア、そして国民にも責任は無かったかということは、今後も検証されてしかるべきだとは個人的には思います。
そうしなければ、今後も同じ過ちを繰り返すと思うからです。

ファシズムなどで見られる政治の暴走の背景には、社会の熱狂というものが少なからず存在するように思います。
大声で自身の正当性を鼓舞し、また大声で反対者を罵倒し排除する。
今もネット上などでもよく見かける風景だと思います。
この民主主義における弱点を克服しなければ、我が国はまた同じ過ちを繰り返してしまうのではと思えてなりません。

そのためには歴史を学ぶことが必要だと思いますね。
特に、戦前については複眼的に見る工夫が大切だと思いますね。
そういう意味では、歴史の勉強において、もっと近現代史にスポットが当たればいいとは思います。