今回泊まったホテルは入鹿温泉ホテル瀞流荘。
昨年建て替えられたそうで、熊野の木材がふんだんに使われた綺麗なホテルになっています。
食事は地元の食材である熊野地鶏がふんだんに使われていて、とても美味しかったです。
珍しかったのが、ひれ酒ならぬきじ酒。
フグひれの代わりに焼いたきじ肉が入っている酒で、このホテルのオリジナルという話だったので注文してみました。
焼いたきじの香ばしさがお酒にもしみ出ていて、こちらも美味しかったです。
お酒だけではなく、伊勢志摩サミットで実際に提供されたみかんジュースもありました。
甘味があってとても美味しかったです。
露天風呂からは北山川を眺めることができましたし、静かでいい温泉でした。
瀞峡めぐりをする際にまた行ってみたいと思いました。
今日は再び紀勢本線に乗るために熊野市駅へ。
途中で花の窟神社に寄ってきました。
他にも紀伊半島に点在する様々な巨石を見たかったのですが、次回に持ち越しですね。
台風の影響か風雨がひどくなったので、七里御浜や鬼ケ城などの見物は残念ながら断念しました。
熊野市駅を出発して紀伊長島駅まで、東紀州はずっと荒天が続きました。
雨が止むのを期待していたのですが、結局、どんよりとした海岸線しか見ることができませんでした。
今回の旅は夜も曇天で星空を眺めることができなかったので、少し残念な旅行になりました。
多気駅で乗り継いで、ようやく紀勢本線終着駅の亀山駅に到着。
駅前に石造りの大きな鳥居があったので調べてみると、日本武尊を祀る能褒野神社の一ノ鳥居だそうです。
ここから能褒野神社は結構離れてるんですけどね。
遥拝用の鳥居なんでしょうかねえ?
亀山駅からは関西本線を西に乗り換えて帰阪の途へ。
乗車した列車に「山城列茶」なるデザインの車両が。
来年の3月まで開催されている「お茶の京都博」とタイアップしたラッピング列車だそうです。
5日かけた紀伊半島一周の旅をようやく終えました。
今回は、紀勢本線の全線乗車にこだわったのと荒天が続いたので、観光は少な目でした。
その分、温泉と食事をめいいっぱい楽しみましたが。
大阪から近いので、観光地としては身近に感じていた紀伊半島ですが、久しぶりに旅行に行ってみると、意外にまだまだ行ったことがない場所が多いと感じました。
天候に恵まれなくて星空を眺める機会がなかったので、1泊2日程度でまた旅してみたいと思います。