銃口を突きつけられて投票を促されれば賛成票を投じざるを得ないでしょう、誰しも自ら死にたくはないでしょうし。
今回の茶番劇は、覇権主義に上辺だけの民主主義のメッキを施しただけですね。
むしろ、民主主義ですらないでしょう。
第三者の監視の下で住民投票が行われていない時点で。
あの孫子の言葉に拙速は巧遅に勝るというものがありますが、今回はむしろ拙速に過ぎたと言うべきでしょう。
もっとも、今回の侵略行為に拙速も何もないでしょうが。
前の動員令のこともあり、プーチン氏の威信は落ちつつあるように見えます。
ただ歴史上、独裁政治は落ち目の時ほど反対派の弾圧に狂奔するものなので、まだまだロシア国内でもゴタゴタは続くだろうと思います。
また、仮にプーチン氏が失脚したとしても、シロヴィキが政治的影響力を持ち続ける限り、今のロシアの状況は変わらないでしょうしね。
残念ながら、今回の侵略は終結までにまだまだ年月がかかると思います。