この姫路城の外国人観光客向けの価格設定については賛否両論があるようですが。
個人的にはオーバーツーリズムを踏まえれば、二重価格の設定そのものはこれから必要になるとは思います。
問題はどうやって邦人と外国人を識別するかでしょうね。
海外では事前予約を必須にして、その際に識別を行っているようですが。
ただ、事前予約制にしないのであればパスポートの提示を求めることなどが考えられますが、入場料が高くなるのに正直にパスポートを提示するかといった問題はあると思います。
パスポートは常時携帯義務がありますが、提示を求めることができるのは法令で定められた国や地方自治体の職員だけですしね。
どうしても二重価格を設定したいのであれば、逆転の発想も必要だと思います。
だから「外国人だけ値上げ」は悪手だって言ってんだろ。どうやって外国人を見分けんだよ。やりようによって差別にしかならんぞ。
— 木曽崇/Takashi Kiso (@takashikiso) 2024年6月17日
ずっと言ってる通り、割引を得る「地元民」側が自己申告でID提示をする地元割しかない。 https://t.co/bCAlT9SApd
国際カジノ研究所所長の木曽崇氏がX(旧Twitter)でポストしたこの手法が良いと思います。
マイナンバーカードや運転免許証などのICチップを読み取る端末を備え付ければ、偽造による不正も防げるでしょうし。
心理的に人間は、価格が安くなるのであれば進んでマイナンバーカード等を提示するでしょうし、こちらの方が現実的だと思いますね。
外国人差別ととらえられてしまえば本末転倒ですし。
なるべく簡便な方法を取ることができればとは思いますね。