やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

100名城の旅・その32〜高岡城

富山に向かう前に高岡で途中下車。
前回の北陸紀行の際に行けなかった高岡城跡へ立ち寄りました。
ほぼ1年ぶりの100名城の旅です。

高岡市立博物館

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射水神社

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まずは高岡市立博物館でスタンプを押して館内を見物。
そこから城跡内にある射水神社に参詣しました。
この射水神社は、前田利長公の高岡築城以前から別の場所にあったそうですが、明治時代に現在の場所に遷座したそうです。

本丸跡

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前田利長公

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本丸跡は芝生が植えられた広場になっていました。
もともとは前田利長公の隠居城として築城された高岡城でしたが、利長公の死後、一国一城令により破却されてしまいました。
ただ、高岡の町は加賀藩の重要な商業地として残り、現在に至っています。

高岡大仏

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ドラえもんのオブジェ

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城跡から高岡駅に戻る途中に高岡大仏とドラえもんのオブジェも見物。
前回は夜中の訪問だったので、ようやく昼間の写真を撮ることが出来ました。

100名城の旅・その31〜福岡城

太宰府からまた福岡に戻り、今度は福岡城址へ。
福岡市営地下鉄空港線大濠公園駅から少し歩いたところにありました。
まずは公園内の鴻臚館跡展示館でスタンプを押印。
鴻臚館とは古代から中世にかけて海外との交易を司った官衙で、前に平和台球場があったあたりに存在したと推定されています。
展示館ではそれらに関する展示があり、また一つ歴史の知識を得ることが出来ました。

福岡城天守台

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その後、本丸に向かい天守台へ。
残念ながら天守閣はありませんでしたが、石垣からも大藩の城郭であるという雰囲気が伝わってきました。

福岡市街

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天守台から福岡タワー方向を見てみました。
曇天だったのが残念でしたが、福岡市街を一望することが出来ました。

下之橋御門と潮見櫓

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明治に入り、多くの城郭の建造物が移築されたり破却されたりしたのですが、一部だけが残されていました。
こちらは数少ない残存建造物である下之橋御門と潮見櫓です。

大藩の居城らしくとても広い城址だったのですが、現存する建物が少ないのが残念でした。
城郭らしく整備されるといいかなとは思いました。

100名城の旅・その30〜大野城

先日の日記でも触れましたが、この土日は所用もあって、九州は福岡に出かけていました。
土曜日は雨もあったので食事のみだったのですが、翌日曜日の朝は天候もましになったので、鉄道を利用して福岡県内をうろうろとしていました。

太宰府駅

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まずは、西鉄天神駅から西鉄二日市駅を経由して太宰府駅へ。
西鉄二日市駅から太宰府までは旅人という列車が走っていました。
おそらくは太宰帥を務めた大伴旅人からネーミングを取ったと思われますが、車内は太宰府周辺の観光スポットが所狭しと掲載されていました。

太宰府天満宮

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そして、太宰府天満宮へ。
外国人観光客も多かったですが、七五三のシーズンでもあったので、子供連れも多かったです。

太宰府政庁跡

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その後、大野城跡が一望出来る太宰府政庁跡へ。
大野城跡は白村江の戦いで大敗した我が国が太宰府を防御するために北方に築城した朝鮮式山城で、今は石垣などの遺構のみが残っています。
城跡まで行こうとも思ったのですが、山の上で時間もかかるため今回は割愛。
太宰府政庁跡の横にあった太宰府展示館で、スタンプのみを押してきました。

石碑

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太宰府政庁跡は整備はされていましたが建物は無く、明治時代前後に建立された石碑が三体残っているだけでした。
昔の平城宮跡みたいですね。
太宰府天満宮が有名で交通の便も良いので、どうしてもそちらに観光客が集中するのでしょうが、もっと整備のしようもあるのではないかなどと思ったりしました。

100名城の旅・その29〜弘前城

弘前駅

根城の後は、青い森鉄道とJR奥羽本線を乗り継いで弘前へ。
八戸でゆっくりし過ぎたため、弘前駅に着いたのは15時頃でした。

弘前城東門 弘前城天守 弘前公園の紅葉

急いでバスで弘前城がある弘前公園へ。
帰りの飛行機の時間が迫っていたので、天守への登城は断念。
ただ、11月に入ったため、周囲の紅葉が見事でした。

津軽為信公の銅像

弘前文化センター内にあった津軽為信公の像。
青森県の西半分にあった弘前藩の藩祖です。
南部氏の盛岡藩が治めた八戸にあった南部師行像を思い浮かべ、青森県の東西の違いをしんみりと感じました。

100名城の旅・その28〜根城

八戸駅 南部師行公の銅像

会合で青森に出かけたついでに、青森県の城巡りをしてきました。
まずは八戸市にある根城。
室町時代以来の南部氏とその支流である八戸氏ゆかりの城で、江戸時代初頭まで八戸氏の本拠があった場所です。
八戸駅前には南部師行公の銅像がありました。

根城の東門 根城の中馬屋 根城の主殿

根城跡は八戸駅から東に行ったところにあり、史跡「根城の広場」として整備されていました。
広場内は安土桃山時代の建造物が再現されていました。

根城の復元図

再現図を見る限りでは、秀吉の命により城が破却された後の建造物が再現されているようです。
破却により城としての機能は失われましたが、その後も八戸氏の本拠地として館はあったようです。
確かに城というよりは館という感じの造りでした。
100名城の中では珍しい部類に入ると思いますね。

三沢駅 十和田観光電鉄三沢駅 十和田観光電鉄三沢駅のホーム跡

おまけ。
八戸から弘前へ向かう途中で三沢駅で降り、廃止された十和田観光電鉄三沢駅へ行ってきました。
ホームは線路が既に無くなっていて非常に寂しかったです。

100名城の旅・その27〜江戸城

青森へ出かける途中、東京駅で新幹線を乗り継ぐ合間に登城してきました。
言わずと知れた皇居です。
乗り継ぎまでの時間が少なかったので、今回はスタンプの押印のみ。
見物は次回登城時に見送りです。

皇居(江戸城)前の風景

周辺ではジョギングを楽しむ市民が多く見られました。
道幅が広いですし、格好のジョギングコースになっているようでした。

100名城の旅・その26〜丸亀城

高松から大阪へ帰る途中で、少し寄り道をして丸亀へ。
丸亀城へ登城してきました。
丸亀駅から徒歩でも行けましたが、今回は近くのレンタサイクルで自転車を借りて行ってきました。

天守も残っている立派なお城でした。
時間の都合で、内部の観覧や撮影する時間が無かったのが非常に残念でしたが。
次回立ち寄った際には、天守などをじっくりと撮影したいと思います。

100名城の旅・その25〜岐阜城

昼食の後は新快速で岐阜へ。
100名城のスタンプを集めるために岐阜城へ登城してきました。
天守閣まで登山道を登るのはさすがに辛いので、行き帰りはロープウエーを利用しました。
ヘタレですね。

実は以前にも登城したことがあったのですが、その時と比べて天守閣が格段に綺麗になっていました。
まあ、前に登城したのは二十世紀の頃だったんですけども。
これで天気が良ければ………。
天候は本当に運次第です。

下城後、岐阜公園内の華松軒で抹茶をいただきました。
やはり一服すると落ち着きますね。
ゆったりとした時間を堪能してきました。

100名城の旅・その24〜徳島城

明けて良い天気になったので、早速登城してきました。
残念ながら、ここも天守閣は無かったのですが、復元された鷺の門や庭園を楽しむことが出来たので満足でした。
ただ、城山山上からの眺めがもう少し良ければ………。
山林の保護のためとは言え、少し残念でした。

100名城の旅・その23〜金沢城

………誤って消去してしまったため、写真はありません。
香林坊からいもり坂口へ向かい、そこから登城しました。
実は十五年以上前に一度だけ行ったことがあったのですが、ちょうど金沢大学が移転した直後で、奥まで入ることが出来なかったんですよね。
それが今では公園として整備され、櫓や長屋などが再建されている。
十年一昔といいますが、それを本当に実感しました。
おそらく、再び金沢を訪ねるのはまた先になると思いますが、次はどのような顔を見せてくれるのでしょうか?

100名城の旅・その22〜松阪城


伊賀上野から伊賀鉄道近鉄を乗り継いで松阪へ。
お昼頃に着いたので、まずは腹ごしらえで松阪牛を食べに出かけました。
今回行ったのは、割烹旅館八千代というお店。
旅館の名前を冠していますが、食事だけの利用も出来る店でした。
で、宿泊も出来る個室に通されて、ステーキランチと松阪の地酒勲泉を堪能。
素材の松阪牛も良いのですが、焼き加減がとても良くて本当に美味しかったです。
値段も他の有名処の名店と比べても良心的ですし、良い店でした。


その後、いよいよ松阪城跡へ。
城跡というだけあって、もちろん石垣だけでした。それでも、紀州徳川家の伊勢支配の拠点だけあって、しっかりとした造りに見えました。
ところで、松阪が輩出した有名人といえば、三井グループの祖の三井高利国学者本居宣長が思い浮かぶのですが、両者の旧宅跡が本当に近所にあったのにはびっくりしました。
松阪が伊勢街道の要衝で商人の町として栄えていたこと、それと同時に商人が学問を非常に大切にしたこと。これらの歴史的経緯が理解出来るようで、とても面白かったです。

100名城の旅・その21〜伊賀上野城


今回は三重県の二つの城を歴訪。
まずは伊賀上野城
と言っても、ここは四年前の旅で行きましたので、本当に登城しただけでした。
今回は鉄道を利用したのですが、思ったよりも駅から近かったので行きやすかったです。


次は、前回に行けなかった忍者屋敷に行ってきました。
様々な仕掛けを見学させてもらったのですが、つくづく忍者は合理主義者だったんだなあと感心してしまいました。
テレビや映画に出てくる忍者はスーパーマンですが、忍者の凄いところは人の心理を読むところにあるのかなと思いました。
このような存在が中世の我が国に存在したことに、歴史の面白さを感じますね。

100名城の旅・その20〜高取城

これで100名城も5分の1を制覇。
20城目は奈良の高取城にしました。
これで、近畿の名城14城も制覇したことになります。
まずは麓の街にある夢創館で、本丸までの道をたずねてから向かいました。
街では伝統の雛人形の展示がされていて、観光客やハイキング客で賑わっていました。
街道も歴史を感じさせられて、古くからの要衝であったことがしのばれました。

そして、本丸への入口前で車を横付けて、徒歩で本丸の中心へ。
人通りもなく、途中に雑草が伸び放題のところもあって正直焦ったのですが、ハイキング道と合流したあたりから道が開けて、整備された石垣が見えてきました。
どうやら、ハイキング道の方がメインの道だったようです。
ですが、天主台の辺りまで行って見下ろした大和盆地の風景は最高でした。
機会があったら、今度はハイキング道で登城してみたいですね。

100名城の旅・その19〜小田原城

年明け初の100名城めぐり。
今回は小田原城へ。
で、じっくりとあの天守閣を堪能したかったのですが、新幹線の出発時刻のおかげで上まで登る暇もありませんでした。小田原駅から天守閣までもダッシュでしたし。(苦笑)
かろうじて天守閣と常磐木門を撮影することは出来ました。次はゆっくりと訪れたいですね。

100名城の旅・その18〜安土城

次はそのまま安土城へ。
………と言いたい所ですが、天主閣が復元されているという信長の館へ先に行ってきました。
いやあ、もう絢爛豪華ですね。
信長の事業を実質的に継承した豊臣秀吉も、金の茶室などで知られるように派手好みでしたが、それは織田信長の影響がかなりあったんじゃないかと思いました。
まあ、重ね重ね本能寺の変で消失したのが悔やまれるんですけどね。

で、その後ついに安土城跡へ。
本丸まで450段の石段があると書かれているのを見た時は、さすがに心が折れそうになったのですが、先に観音寺城でガクガクになっていた足にムチ打って何とか本丸までたどり着く事が出来ました。
本丸付近には織田信長の廟所、本丸にはもちろん天主台がありました。
天主台は内部がくり貫かれたような形をしていて、ここでも信長の斬新さ好みが如実に出ているなあと感じました。

これで滋賀県の城を制覇。
近畿圏では、残りは奈良県三重県の三城を残すだけになりました。
近鉄線などでいけそうな気もするのですが、車の利用も考えた方がいいかなと思っています。
出来れば年内に何とかしたいですね。