やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

人口減の時代に労働力が活用されていないという現実

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こういう若者は多そうですね。確か総務省労働力調査年報でも、平成17年の20・30代の完全失業者の実数だけでも150万人を超えていると報告されてますし。フリーターなどを含めると、かなりの数の若者が収入の不安定な状況に置かれているんじゃないかと推測されます。
今でこそ、団塊の世代の大量退職に備えて新卒採用は上向きになっているようですが、それまでの採用抑制によってあおりを喰った若年層はほぼそのままでしょうし。

こう言う事を書くと、失業している人間は自助努力が足らんと批判する人もいるかもしれないですが、「就職出来なかった」→「自己研鑽するお金がない」→「就職先がますます限られていく」という洒落にならない悪循環に陥っている若者も多いんじゃないかとも思いますね。努力さえすれば確実に報われるというのが現実の社会では無いでしょうし。
そう言う意味では、こう言った若者が就職出来るように支援を与え、企業にとっても貴重な購買層を増やすためにも、政府の努力は必要なんじゃないかと思います。
まあ、失業などという言葉と無縁なお役人たちには、なかなかその怖さが実感できないでしょうけどね。