この記事で紹介されているYouTube動画が下記のものです。
意図は分かりやすいですが、それでも腹立たしくなる動画ではあります。
ただ、腹立たしくはありますが、この動画は一面の事実を示しています。
よくメディアで池上彰さんなどが仰っていますが、政治家は「票を入れてくれる人の意見」を真っ先に聞きます。
これ自体は合理的な行動ですね。票を取れずに落選したら政治家は「ただの人」ですし、政治家になろうとすれば票の掘り起こしを必死でしなければなりません。
だからこそ政治家は票を入れてくれる人の言う事をよく聞きます。この場合、いつも票を入れてくれる人々は、経営者団体や労働組合、宗教団体などであり、また、選挙に必ず行く高齢者層の人たちが当てはまるというわけです。
今の働き盛りの世代や若い世代が直面している現状は、10年、20年前の私達が「選択」した結果だと個人的には思います。
多くの同世代は政治の難しさから逃げ、自分たちの代弁者を育てる努力を怠ってきたのは事実ですしね。
その結果が今の現状であるとすれば、私達の世代は政治に「復讐」されたと言えるのかもしれません。
話が逸れましたが。
特に政治や選挙に関心のないけども、現状の生活に不満がある若い世代の人たちは、冒頭の動画を見てみると良いかもしれません。
その上で奮起して選挙に行くか、相変わらず関心を持たないまま過ごすかは自由ですが、少なくとも10年後、20年後に自分自身が後悔しない行動はして欲しいと思いますね。