やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

今後のイギリスの動きが興味深いです

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イギリスとTPPという組み合わせにいささか驚きました。
ただ、イギリスは太平洋地域に旧植民地、今ではイギリス連邦の一員となった諸国が点在していますしね。(オーストラリアもニュージーランドイギリス連邦の一員で、ともに国家元首はイギリス国王でもあります)
このイギリスと太平洋諸国との関係を考えれば、イギリスがTPPに参加しようとするのに合理性はあると個人的には思います。

一方で今回のイギリスの動きは、ブレグジット後の英国自身の布石と考えるのが一般的かもしれません。
現に今年年初より、我が国とイギリスの間で経済連携協定EPA)が発効しました。
離脱したイギリスに対する欧州連合EU)の風当たりが強くなる中で、どこまで早急に経済的安定が図れるかをイギリス自身が喫緊の課題として考えている証左だろうと個人的には思います。

事実、EUはワクチンに関して上記の記事のような施策を取りつつあります。
EUがこのような施策を取るのは、間違いなくイギリスを念頭に置いていますね。
これだけに留まらず、EUはこれからもイギリスに対しては厳しい対応を取り続けるでしょう。
こう言ったEUの姿勢に対して、どこまで経済的に有効な施策を打てるかが、イギリスの今後を決めるのだろうと思います。
コロナ禍という偶発的な要素が加わりましたが、今回のTPPに限らず、今後のイギリスの動きが興味深いですね。

イギリス国旗