先日放送された、銀河英雄伝説 Die Neue These第44話「旅立ち」のネタバレ有りの感想です。
ラインハルトによる事実上の「宣戦布告」に動揺を隠せない同盟。
アニメオリジナルの描写で、より銀河英雄伝説のテーマの一つが浮き彫りになった感はありました。
可愛い子には旅をさせよう
ユリアンと本音で語り合うヤン。
やはりヤンはラインハルトの戦略構想を看破していたようです。
最終的には軍首脳の命令を受け入れるしかないにせよ、その中で意味を持たせてユリアンを送り出そうとするのは、ヤンなりの親心なのかもしれないと思いました。
ヤンを心配するイゼルローンの面々
出立前に挨拶回りをするユリアン。
キャゼルヌをはじめとするイゼルローンの面々との会話で、本当に多くの教師に恵まれていたんだなと思いました。
もちろん、ユリアン自身が教師たちから学ぶ力を十分持っている良い生徒だったわけですが。
一方、ユリアンが出立した後のヤンを、イゼルローンの面々が総じて心配していたのには笑ってしまいました。
不敗の魔術師も形なしですね。
まあ、多くの部下たちが司令官をいじる格好のチャンスを十二分に活用したのだろうとは思いますけどね。
出立
ユリアンの出立の前に、まずは客員提督メルカッツが正統政府の軍務尚書となるためにハイネセンへ。
メルカッツが軍務尚書職を引き受けたのは幼帝を心配してのことでしょうね。できるなら、ヤンも引き留めたかったとは思います。
一方、ユリアンもついにフェザーンへ。
ユリアンが出立した後、ヤンがユリアンの「言いつけ」を守ろうとしているところが微笑ましかったです。
お互いに不器用ですが、二人は仲の良い「親子」なのだと思いました。
第三期の過去の感想