ありそうでなかった伊丹空港への連絡線が、どうやら実現に向かっているようです。
これまで計画がなかったのは、おそらく、関西空港開港で伊丹空港が廃港になることが前提になっていたことが大きかったと個人的には思います。
ただ、関西空港のキャパシティを考えれば、伊丹空港の存続は現時点では必要ですしね。また、現状の伊丹空港へのアクセスは大阪モノレールとバス頼みですし、連絡線建設の余地があると阪急が考えたとしてもおかしくはないと思います。
また、なにわ筋線構想が動き出したことも大きいと思います。
以前に阪急が発表した、十三から北梅田(仮)までのなにわ筋連絡線も実現すれば、伊丹空港と関西空港の鉄道でのアクセスが可能になりますし。
軌間の違いがあるので、さすがに成田空港と羽田空港間のような直通運転は無理でしょうが、今と比べれば、格段に伊丹・関西両空港間の乗り継ぎが楽になると思います。
問題は、これらが実現するまでには10年以上の年月が必要とされることですが。
まあ、夢があるのはいいことだと思いますね。