やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

銀河英雄伝説 Die Neue These 第13話「アムリッツァ」

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ゴールデンバウム朝銀河帝国国章

この第13話以降は、映画版ノイエ銀英伝「星乱」で放映された部分で、大半は観たのですが各話の感想は書いていませんでした。
そこで、かなり遅くなりましたが今週に改めて見返した感想などを書いてみたいと思います。
もちろん、ネタバレもバッチリなので、まだ観ていない方は読むのを避けて頂ければと思います。

ビッテンフェルトの稚拙さが原作よりも目立った演出だったと思います

アムリッツァ星系のオリジナルな設定、ヤンやビュコックによる「仕掛け」など色々と楽しめたアムリッツァ星域会戦でした。 アッテンボローの強みも十二分に活かした演出でしたしね。
ただ、今回のノイエ版ではビッテンフェルトの描かれ方がいささか可哀想な感じはしました。 ただでさえ悪人顔で描かれている上に、今回は短慮な戦いでラインハルトの完勝を阻んだA級戦犯として、より印象強く描かれましたしね。 原作と比べても、他の諸将と比較して負の部分が目立ったように思います。
もっとも、このビッテンフェルトのポカが無かったら、同盟艦隊が戦線を離脱することは出来なかったわけですけどね。

アムリッツァ星域会戦はもう1話欲しかったですね

ただ、アムリッツァ星域会戦はもう1話欲しかったなとは思いました。
緒戦とキルヒアイス参戦後とでは同じ会戦でも様相が全然異なりますしね。
他の枝葉な話は控え目にして、この比較的メインな話に尺を取って欲しかったと個人的には感じました。

そして同盟軍は新体制へ

アムリッツァ会戦はもちろん同盟の完敗。
ヤンとビュコックの奮闘が無ければ、同盟軍は文字通り完全崩壊していたでしょう。
それにしても、ラインハルト1人に同盟艦隊はアスターテで3艦隊、アムリッツァとその前の戦闘で6艦隊を叩き潰され、残りは4艦隊のみとなったわけで、その後同盟が酷い状況に陥ったのも当然の帰結ではあったと思います。
そのような状況下で同盟軍は新体制へ。
シトレ、ロボス両元帥の退任後、クブルスリー大将が統合作戦本部、ビュコック大将が同盟艦隊を統括する一方で、大将に昇進したヤンがイゼルローンを中心とする最前線を統括する司令官に就任。
個人的には、これからのイゼルローン時代のヤンのエピソードが好きなので、今後の展開をとても楽しみにしています。

これまでの感想

一応、これまで書いた銀河英雄伝説 Die Neue Theseの感想を下記にまとめておきます。