やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

定期借地権を利用していたことを知りませんでした

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あのお台場の大江戸温泉物語で定期借地権を利用していたことを個人的には知りませんでした。
最初にニュースリリースを見た時は、コロナ禍で業績が不芳になったのかと思ったのですが、そうでは無かったようで。
個人的に一度は行ってみたかったですね。

事業用定期借地権なら、せめて30年の契約を結んでおけば建物の買取請求権が発生したはずですが、まあ、これは後だから言える話ですね。
当初、売上が上がるかどうか分からない状況において、土地を取得したり超長期の定期借地権契約を結ぶのにはリスクが大き過ぎるという判断はあったのかもしれません。

一方で、大阪府東大阪市の旧イオン東大阪店のように、大阪モノレールの延伸前の有休地活用として定期借地権を利用して無事に満了となった事案もあります。
土地活用の手段として利用が増えた定期借地権ですが、初期に契約を結んだ案件の期限が到来するにつれてメリットとデメリットが明らかになってきました。
特に事業用定期借地権については、公有地を有効活用したい国や地方公共団体、有形固定資産にこだわらない事業のあり方を模索する企業などにとってはメリットがあると思いますので、これまでの知見の上に新たな活用法を検討していく余地はあると思いますね。