上記の記事はリアルタイムのNHKニュースで見ましたが、他には埼玉県の氷川神社のふくろ絵馬も紹介されていました。
個人情報保護は今どきの話ですが、実に神社らしい対応だと思いました。
千年以上の歴史があるところも少なくないことから、神社は割と保守的に見られがちですが、実際のところは時代に合わせて柔軟に対応してきたところも結構あるんですよね。
中でも有名なのは明治時代から始まった初詣でしょう。
この風習は明治の世に鉄道網が普及したからこそ始まったわけですしね。
参詣客を多く迎えたいという現実的な理由はもちろんあったのでしょうが、昔からの風習にこだわらず、時勢に合わせる神社の姿勢はなかなか面白いと思っています。
個人的に氷川神社のふくろ絵馬はもっと普及しても良いのではないかと思いましたが。
いずれにせよ参詣客次第なので、かつての初詣のように新たな風習がいずれ定着するのかもしれません。
わが国の文化史の変遷を考える上で非常に興味深い話だと思いました。
