記事のタイトルと内容の差に疑問はありましたし、調査報道というよりは仮説に基づいた記事だという印象は持ちましたが、内容はそれほど的外れでもないかなと思いました。
特にコンビニ業界が槍玉に上がりますが、フランチャイズ制度においてフランチャイザーのフランチャイジーに対する優越性は度々指摘されています。
しかしながら契約の内容にもよりますが、フランチャイジーが法人で複数の店舗を運営している場合はフランチャイザー側も無視はできないようです。
特に飲食業のように同業他社との競争が激しい業種はその傾向が強いと考えられます。
ラーメン店の場合は、ラーメンの味などの質と価格の両面で激烈な競争が強いられますので、飽きられるのも早いですしね。
特にラーメンチェーンの場合は、店舗が多いだけに新メニューの追加やメニューの変更そのものがリスクでしょう。
また、チェーン店であるほどキャッシュレスが当たり前という考え方が顧客側にもあると思います。
そう言ったシステム面でもより良いものを提供できなければ、いかにフランチャイザーと言えども凋落するのは当たり前でしょう。
コアな顧客を相手にするだけなら問題がなくても、チェーン店のように不特定多数の顧客を相手にする場合はまた違った手法があります。
ましてやキャッシュレス指向が強いインバウンド需要が増加している今は、なおさら運営手法は見直すべきだと思いますね。