やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

完全に裏をかかれた東京2020オリンピック開会式

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1年の延期を経て、ついに開幕した東京2020オリンピック。
お昼にはブルーインパルスが東京の空を飛び、五輪を描いて開幕を盛り上げましたが、残念ながらコロナ禍の緊急事態宣言下でオリンピックもほぼ無観客での開催。
開会式も前日まで担当者の辞任や解任などが相次ぎ、いわゆるケチがついたということで、どうなるかと思いながら一応はNHKの中継を見ていましたわけですが。

選手入場の音楽で完全に裏をかかれたと思いました。
いきなりのドラゴンクエストの序章・ロトのテーマに始まり、ファイナルファンタジーのメインテーマやクロノ・トリガーのカエルのテーマ、モンスターハンターの英雄の証など、馴染みのゲームミュージックのオンパレードで本当にびっくりしました。
子供の頃にはまり、徹夜でゲームをやって親に怒られた記憶がよみがえりました。

ファイナルファンタジー: メインテーマ

ファイナルファンタジー: メインテーマ

カエルのテーマ (Arrange Version)

カエルのテーマ (Arrange Version)

ところでなぜゲームミュージックなのかなと思ったのですが、それは海外にも広く知られている上にマーチ(行進曲)テンポな曲が多くあったということはあったと思いますが、何よりもゲーム自体が戦いの中で努力して成長し、困難を乗り越えて敵に打ち勝つという流れが多いことからスポーツとの親和性が高かったことも大きかったのかなとも思いました。現にゲームをeスポーツと称してスポーツの一環として取り組む動きもありますしね。

ただ、オリンピックの開会式という舞台でゲームミュージックを使うという試みは、確かに古くからテレビゲーム文化を築き上げてきた我が国でしか出来なかったと思います。
そういう意味では考えた人は凄いなと思いました。
まあ、私の親の年代などは置いてきぼり感が満載だったかもしれませんが。

ドローンの地球や動くピクトグラムの演出なども良かったですし、面白い開会式を見させてもらいました。
あの会長のスピーチの長さには閉口しましたが。(笑)
ですが、期待以上の開会式だったと思います。