やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

歴史

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」9月感想

9月のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」は、台風10号の接近に伴って一週分の放送が無くなり、3話だけの放送に。 これ以上、ストーリーが短くならなければ良いのですが。 第二十三回 義輝、夏の終わりに この大河では、将軍足利義輝がやや無能な感じで描かれている…

牧歌的な原作からはかけ離れたなかなか衝撃的な画像でした

記事の内容よりも、ハルベルト(ハルバード)を持ったハイジの画像に驚きました。 まあ、ハルベルトはスイス人傭兵の象徴ですし、祖父のアルムおんじもかつては傭兵だったことを伺わせる描写もありましたし。 我が国でも公開されるのなら、一度見てみたいで…

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」8月感想

8月も終わりになってようやくNHK大河ドラマ「麒麟がくる」が再開。 久しぶりであるのと、来月分と合わせると感想を書くのがかなり後になるので、一話分だけですが感想を書いてみたいと思います。 第二十二回 京よりの使者 戦国時代のお公家さんと言えばこの…

ネタバレがどこまで楽しみを減らすかはストーリー次第かなと

『新九郎、奔る!』の人物紹介欄にネタバレ感を覚える、という意見があって、実は僕自身も「うん、そうだよね」という気分があったりする。「のちの伊勢宗瑞(北条早雲)である」を入れるか入れないかの議論は第1話の開始時からあって、僕は入れなくてもいい…

出口治明氏著「哲学と宗教全史」読了

以前からあった「哲学」と「宗教」への興味 昨年刊行されて評判になっていた本ですが、ようやく読み終えました。 手に取った理由は、以前から哲学と宗教というものに興味を持っていたからです。哲学はともかく、宗教に興味があると言えば、いささか胡散臭い…

新九郎、奔る! 第4巻と昭和天皇物語 第5巻・第6巻

久々に「新九郎、奔る!」の新巻が出たので早速購入。 また、昭和天皇物語の5巻と6巻も併せて購入してみました。 新九郎、奔る! 第4巻 舞台は備中伊勢氏の本貫である備中荏原郷へ。 父盛定の名代として荏原郷へ赴く新九郎。 従う家臣は、荒川又次郎、在竹三…

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」5月・6月感想

そろそろ先月分の感想を書こうと思ったのですが、昨日放送された第二十一回で「麒麟がくる」が休止となるため、今回は昨日の回も含めて感想を書こうと思います。 第十六回 大きな国 ついに対立が決定的となった道三と高政。 そのような状況下でも何とか戦だ…

「麒麟がくる」が再開されるまでの楽しみにしようと思います

「麒麟がくる」が6月7日の放送を最後に一時休止するということで、日曜日の晩をどう楽しもうとおもっていたのですが、今日、NHKから発表がありました。特集番組『「麒麟がくる」までお待ちください 戦国大河ドラマ名場面スペシャル』 ………個人的には楽しみし…

豊太閤の木像であれば非常に興味深い発見だと思います

扉が封印された社殿の中から発見されたということ自体が、江戸時代においてどのように豊太閤(豊臣秀吉公)が信仰されてきたかということを偲ばせますね。 没後、豊国大明神の神号が贈られながら、その後、豊臣宗家の滅亡とともに江戸幕府によって神号が剥奪…

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」4月感想

またまた感想を書くのが遅れました。 第十二回 十兵衛の嫁 タイトル通り、十兵衛はようやく嫁を迎えることに。 ただ、嫁に迎えるまでの流れがいささか拍子抜けでした。 もう少し雰囲気を作っても良かったのではないでしょうかねえ?一方、もう自分の命が短い…

海帝第5巻読了

このご時世、休日は買い物以外の外出がままならず、ほとんど自宅で過ごしています。 また、空いた時間をFP(ファイナンシャルプランナー)の受検勉強に充てようと考えていたのですが、今度はその検定も中止になってしまいました。そこで積んでいる書籍やコミ…

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」3月感想

世間は緊急事態宣言で大騒ぎですが、こちらはマイペースで、遅まきながらNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の3月の感想を。 ようやくあの織田信長が登場。 十兵衛との絡みを楽しみにしながら観てました。 第七回 帰蝶の願い 斎藤利政・高政父子、そして帰蝶に挟ま…

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」1月・2月感想

今年は大河ドラマの放送開始が遅かったので、先々月、先月と様子をみていましたが、今年の「麒麟がくる」はなかなか面白くて、今のところは毎週欠かさず観ています。 今回はこれまで1月と2月に放送された6回分の話について感想を書いてみようと思います。 第…

風雲児たち幕末編 第33巻

風雲児たち 幕末編(33巻)posted with ヨメレバみなもと太郎 リイド社 2020年01月27日 楽天ブックスで購入楽天koboで購入Amazonで購入Kindleで購入7netで購入 大老井伊直弼の横死後、学習院(京都学習院)を根城にする過激な攘夷派公家や薩・長・土諸藩の思…

まさか伊右衛門に飛び火するとは思いませんでした

先日の「麒麟がくる」の斎藤道三が土岐頼純を毒殺するシーンはなかなか鬼気迫るものがありましたが、まさか伊右衛門に飛び火するとは思ってませんでした。 当時の飲み物は酒以外ではお茶がメインだったでしょうから、毒殺の手段として利用されるのは道理だっ…

新九郎、奔る! 第2巻・第3巻

積読状態だった新九郎、奔る! 第3巻をようやく読みました。 そう言えば、第2巻の感想を書いていなかったのを今更のように思い出しましたので、併せて書いてみました。 新九郎、奔る! 第2巻 新九郎、奔る!(2)posted with ヨメレバゆうき まさみ 小学館 2…

2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」

先日日曜日に早速見ました。 今回は前半生が謎に包まれている明智光秀の物語ということで、期待して待っていました。明智家と言えば美濃、美濃と言えばマムシの道三というわけで、どのように斎藤道三(利政)とその周囲が描かれるかと思ったのですが、まずは…

海帝第3巻、第4巻読了

遅くなりましたが、ようやく星野先生の「海帝」第3巻と第4巻を購入して読んでみました。 当初よりは航海がゆっくりと進んでいますが、その分、並行して鄭和の生い立ちが語られていて、ありがちな宦官像とは異なる鄭和の為人がよく分かる展開になっています…

「鎌倉殿の13人」

今年の大河は戦国が舞台、来年は幕末で、再来年はどうなるかと思っていたのですが、まさかの鎌倉時代物でしかも三谷脚本ということで、これで期待するなという方が無理だと思いました。 まだ再来年の話ですが、今から気になって仕方がないですね。

謎多き吉備真備の実像に迫れればとは思います

藤原氏の力が強まる中で、地方豪族出身ながら大臣まで上った人物であるのも驚きなのですが、数々の左遷や二度にわたる危険な唐への渡航でも命を失うこともなく、70歳にして追討軍を指揮して藤原仲麻呂を討つという、さすがに伝記も盛り過ぎではないかと思…

そう言えば「餅代」「氷代」という言葉がありましたね

江戸時代に「賞与」?と奇異に感じたのですが、よく考えると昔から、商人の間では「餅代」や「氷代」といった言葉で盆や年末に一時金を渡すという風習がありましたしね。 武士階級でもそう言ったものが配られていてもおかしくはないのかなと思います。ただ、…

2019年大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」完結

大河ドラマらしい群像劇でした この1年間、大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」を観てきました。 今回の大河ドラマは最初から最後まで鑑賞し切った人でないと、この面白さは分からないかなと思いました。 金栗四三と田畑政治という2人の主人公を…

ようやく呼称が統一に向かうようです

歴史上、あるいはカトリック教会での表記は「教皇」、今の外交上、またはマスメディアの表記は「法王」と異なる呼称が用いられてきましたが、ここに来てようやく呼称が統一に向かうようです。 おそらく、マスメディアの表記も「教皇」に変わって行くのかなと…

「関西文化の日」にクリムトの作品などを観てきました

To Instagram今日と明日は関西文化の日で無料入館が可能な博物館などが多かったので、大阪市内に出かけてきました。To Instagram国立国際美術館は「ジャコメッティとⅡ」だけが無料でした。 「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」は有料だった…

江戸以来の歴史を感じさせる話ですね

戦時中の話かと思いきや、江戸時代の寺社跡があったからという話だそうで。 千年以上経ったところでも人骨が発掘されることがあるので、数百年程度なら残っていて当たり前という感じなんでしょうね。 ましてや江戸開府以来、度重なる大火や地震などもありま…

非常に残念です

ちょうど正殿が復元されて首里城公園が開園した頃に訪れたことがあり、その鮮やかな色彩が非常に強く印象に残っていました。 いつか母や妻を連れて訪れようと思っていただけに非常に残念です。我が国の歴史的建造物はほとんどが木造建築なので、それだけに防…

即位礼正殿の儀の個人的な雑感

テレビの生中継を見てました。 静かで厳かな雰囲気の儀式でした。 個人的には、雅楽などの楽音があればもっと良かったのではと思いましたが、宗教色が入らないように配慮されたからかもしれませんね。礼砲の数に国際的な決まりがあることを初めて知りました…

まずはハザードマップを見るべきですね

確かに、温故知新という言葉があるように、過去の出来事を参考にする姿勢は大切なことだと思います。 例えば、過去の水害に関する石碑がどの辺りに建てられているとかなど。 過去の地名も参考になる部分はあるかもしれないですね。ただ、あくまでも参考にで…

どのような経緯で大河内家に渡ったのかは気になります

鎌倉時代の公家・歌人として有名な藤原定家の手による源氏物語の写本、いわゆる「定家本」の新たなものが見つかったということで、まさに歴史的発見ですね。所有していたのが、あの知恵伊豆こと松平信綱の子孫で旧吉田藩主だった大河内家ということで、大名…

国際法上の解釈が出たら面白い事案かなと思います

清朝の承継国がどこかというところですね。 少なくとも国際連合の常任理事国である「中国」は、現在は中華人民共和国ですから、承継国が権利義務の両方を負うと考えれば、当然、中華人民共和国になるとは思うんですけどね。 国際法上の解釈が出たら面白い事…